6月はいろいろ忙しく、かつ雨も多くて...
ランニングの累計距離は400kmちょうど
なんとか400台をぎりぎり確保...
去年よりも+100km/月でがんばってるわりには体重は2kgしか減ってない...
ランニングのダイエット効果は低いのでしょうか...
練習の内容としては
去年はとにかく登り練習ばかりしてましたが、1回の練習時間は1~2時間と短かったです。
富士登山は4時間以上かかるので、後半の失速に不安がありました。
で
今年はレース時間と同等の時間を走ることを週一くらいでするようにしました。
これにより月の距離が伸びました♪
効果のあるなしは、わかりませんが...
明日7月1日は富士山の開山日♪
去年は2回の試走をしましたが、今年も1回はいきたいです。
それはさておき...
NETで話題になってるので、ご存知の方もいると思いますが...
MTBの創始者にして29erの伝道師であるレジェンド・ゲーリー・フィッシャー様のブランドがなくなるそうです!!!
29er乗りのYAYAとしては驚愕の慟哭...
特に最新のスーパーフライ100の衝撃波を王滝の試乗でまともにくらってしまったYAYA的には...
TREK ひっこんでろ!
てな感じがちょっとしてます...
GARY様にはサイクルモードなどで何回か、お会いしたことあります♪
とても気さくで、MTBが本当に好き♪ ってオーラが周囲に漂ってて...
ステキな方でした♪
副書名 :ヒトは料理で進化した
著者名 :リチャード・ランガム/著 , 依田卓巳/訳
出版者 :NTT出版
出版年 :2010.3
原書名 :Catching fire
要旨(BOOK):われわれは、いかにして人間となったのか?人類の起源をめぐる壮大な文明史
いよいよウルグアイ戦!
がんばれ日本!!!
WCに盛り上がりつつも、ぜんぜん関係ない内容の本を読みました。
YAYAはビッグフットハンターなので、人類進化系の本は新しいのがでたら、たいてい読むようにしています。
で、この本ですが...
謎とされている190万~180万年前のハビリスからホモ・エレクトスへの進化が、料理をするようになって起こったという内容です。
火で食物を料理することにより、食物から摂取できるエネルギーを増やすことができたため、人類は生物学的に優位になり、困難な環境でも生き残り、より多くの子孫を残せたという仮説!
生食で有名なイヌイットもアボリジニも、実は生食は狩にでているときの行動食であり、集落ではちゃんと火で料理をするそうです。
世界中どこでも家庭での料理が基本♪
人の消化器官の設計は、生食を食べるよりも、料理したものをたべることに適応し、従来よりエネルギーを使わずに十分な消化ができるようになり、結果としてエネルギー効率がよくなりました。
チンパンジーと比較して人は口、顎、歯、胃、大腸、小腸---すべてが小さい。
人の消化はほとんど小腸で行われます。
小腸で食物から得られるエネルギーは料理されると大きくなり...
小麦の澱粉で71%→95%
ジャガイモで51%→95%
さらに
昔から生の方が良いとされた卵も、研究の結果によると生ではタンパク室が51%しか吸収されないが、料理すると91%~94%が吸収されます!
これは料理により食物のゲル化が進むため♪
ゲル化が進むほど酵素が働きやすくなり、完全に消化されやすくなるそうです。
でも
逆に考えれば
生食をすることによりダイエットができます♪
「健康と成功をめざす喜びの生食ダイエット」という本もあり、アメリカではけっこう流行ってるらしいです。
今年は去年よりも雨が多いような気がします。
今日も朝から雨...
しかし!
今年こそ頂上完走ということで
カッパ着て、走りにGO!
今年は雨だろうが、二日酔いだろうが走ってます。
そんなときの練習効果は?かもしれませんが、練習の常態化により練習回数は去年よりもかなりUP!
雨のせいか、いつもの公園は貸切状態♪
雨の日はなんか草木の緑が、より鮮やかになる感じで好きです♪
紫陽花も見ごろになってて、気持ちの良い朝練習ができました。
富士登山競走まであと1ヶ月ちょい...
今日も近所の150段の階段を1時間ほど上り下り。
富士登山競走の場合、平地の1キロをアベ何分で走るというよりも、1キロの標高を何分で登れるかの勝負。
富士山は上に行くほど勾配がきつくなるので、いかに山道をペース落とさずに登れるかが大事です。
本当は実際の山を登るのがベストな練習なのですが、頻繁に山にいくのは、やはりいろいろたいへんなので...
近所の階段上り下りをしている富士登山ランナーは多いそうです。
でも
同じところを何回も往復するのは、つまらない...
で
iPodで音楽を聴きながら上り下り
最初の元気なうちはパフューム様などの明るいテンポの良い曲がナイス♪
でも
疲れてくると...
闇の力を借りるために、マリリン・マンソン様などのダークな曲に変わります。
This Is The New Shit が最近のお気に入り♪
書名 :チャイルド44(フォーティフォー) 上・下巻
著者名 :トム・ロブ・スミス/〔著〕 , 田口俊樹/訳
出版者 :新潮社
出版年 :2008.9
要旨(BOOK):スターリン体制下のソ連。
国家保安省の敏腕捜査官レオ・デミドフは、あるスパイ容疑者の拘束に成功する。
だが、この機に乗じた狡猾な副官の計略にはまり、妻ともども片田舎の民警へと追放される。そこで発見された惨殺体の状況は、かつて彼が事故と遺族を説得した少年の遺体に酷似していた…。
ソ連に実在した大量殺人犯に着想を得て、世界を震撼させた超新星の鮮烈なデビュー作。
CWA賞受賞。
「このミステリーがすごい!」 2009年版で海外作品第1位です。
この本はロシアで実際にあった事件を着想にしています。
1978年~90年にかけて、52人もの少年少女を殺害したアンドレイ・チカチーロ事件です。
著者はインタビューで、12年間もの長きに渡り殺人を犯し続けることができたのは、”理想の国ソ連に犯罪は存在しない”という国家の偏頗な考えが犯人逮捕の幾多の機会を防げた。”と答えています。
ロシアでは禁書になってるそうです...
本作は犯人の生い立ちや地域など、かなりの部分が実際のチカチーロ事件と同じですが、時期は30年以上前のスターリン体制末期の50年代に設定されています。
「鋼鉄の人」を意味する筆名「スターリン」の時代
完全な失敗に終わった農業政策よる干ばつと飢饉による数百万人の死者...
「人民の敵」とみなした者を粛清と称して弾圧し、さらに無実の人間も含めて多数の人間を虐殺するなどの過酷な抑圧政策...
だから
本書では猟奇な殺人者よりも、体制の粛清に関する描写の方が恐いです...
全編にただよう鋼鉄色の重苦しい恐怖と狂気に満ちた空気...
体調の良くないときに読むと、気分悪くなるかも...
チカチーロ事件を題材としたノフィクションの紹介が役者後書にありましたので、借りてきました。
まだ読みかけですが、こちらの方が恐いかも...
著者:リチャード・ラウリー
発行:文藝春秋
著者:ロバート・カレン
発行:早川書房
昨日は走り出した時間も遅く、かつ途中で雨が降り出したので、あまり走れませんでした...
なので
今日の会社帰りランは大回りしてタマサイを走ってきました♪
川沿いの景色は場所場所でいろいろと様子を変えて、飽きずに走れます♪
暗くなってからも、走ってる人がけっこう多くて驚きました。
でも
なんか工事中のところが多くて
道が途切れ途切れ...
初めてだと、分かりにくいところも...
横浜に戻ったら、もう10時近く...
原書名 :The humble little condom
著者名 :アーニェ・コリア/著 , 藤田真利子/訳
出版者 :河出書房新社
要旨 :人類史上、常に重要な役割を演じてきたあれ。
製造の歴史はもちろん、古代エジプトから現代まで、人間の行動、技術、病気、政治、心理、宗教にまでおよぶ研究を網羅した大傑作。
本屋さんや図書館でカウンターにいくのに勇気がいりますが...
実に面白い本です♪
まじめな話し、あれが無かったら人類は滅亡していたのではないかとさえ思われますが、宗教界や保守陣営からの偽善的で不当な弾圧により、その歴史は苦難に満ち溢れています。
エジプト文明の黎明期から日陰の身にあったあれですが、20世紀にHIVが世界に蔓延してからも、その販売に規制がかかり、逮捕者まででるしまつ...
日本はわりと、あれについては正しい理解がされていますが(オカモトは世界第4位♪)
キリスト教の方々のあれに対する感覚は、(進化論などについてもそうですが)ちょっと理解不能なところがあり、文化の違いというものをすごく感じます。
あれの名前の由来にはいろいろな説がありますが...
●17世紀のイギリス王室の医師Dr.コンダンが発明したから
●中世ラテン語のcondus(保護するの意味)、またはcomdum(剣の鞘の意味)から
などなど...
材質も紙、リネン、動物の腸、ゴム などなど、いろいろありますが...
驚くべきことに...
21世紀になっても、最高級品は、動物の腸から作られているあれだそうです。
さらにフランス製にかぎるとのこと...
製造法も載ってますが、グッチのバッグ以上に手間と技が必要みたいです。
原題:Symmetry
著者名:マーカス・デュ・ソートイ
出版者:新潮社
要旨(BOOK):かつて魔法に取り憑かれた少年がいた。数学という名の魔法に。
巻き貝の殻や呪文のような秘密の文字が書かれた本の中に、世界を解き明かす鍵があるとしたら?
少年はやがて数学者となる―。
自然界はもちろん、音楽や美術、建築にも、異性に対する好みにさえ現れる「対称性」。
その“シンメトリーの素数”を網羅した「地図帳」を完成させようと奮闘した数学者たちの姿をユーモラスに、しかし感動的に描く数学ノンフィクション。
シンメトリーとは、うまくバランスの取れたもの、完璧な比率のものを連想させます。
いわば、美しい形を具現化したもの♪
人間の脳は常にシンメトリーを体現しているものに引かれます。
だから
数に潜む美の追求者たる数学者たちは何千年もの時間をかけて、数学の世界にどんどん分け入り、シンメトリーなものを少しずつ集めてきました。
古代ギリシャ人が正20面体を発見してから、いく百年...
エヴァリスト・ガロア
ソフス・リー
クロード・シャノン
ジョン・コンウェイ
かれら数学の神達により、ついには
196883次元空間に存在する
なんと
808,017,424,794,512,875,886,459,904,961,710,757,005,754,368,000,000,000個の
シンメトリーをもつモンスターという名の図形まで到達しました...
さらに
このモンスターに関する数値はモジュラー関数と繋がり、
これがさらに相対性理論と量子力学を統一するだろうと目されている紐理論のもっとも深い概念を支える柱の一つであることが判明し...
もはや本当に神の領域に、人の智は足を踏み入れたのではないでしょうか...
代数とか、ぜんぜん意味分からないのが
すごく
くやしい
邦題 :一年でいちばん暗い夕暮れに
著者 :ディーン・クーンツ
ドッグ・レスキューとして虐げられた犬の救護に情熱を傾けるエイミーは、その夜、恋人のブライアンとともに不思議なゴールデン・レトリーバーを助けた。
同じ夜、ある邪悪な男女が、長年追い続けた獲物を捕える罠をついに完成させようとしていた。
因縁で結ばれた二組の男女の運命の岐路に、突如現われた黄金の犬が起こす奇跡とは?
人の悪意がもたらす恐怖と犬への深い愛が織りなす、サスペンスフル・ドッグ・ストーリー。
Odd Thomas のシリーズでクーンツにはまったYAYAです。
この本の主人公は表面上はドッグ・レスキューのエイミーですが...
真の主人公はゴールデン・レトリーバーのニッキーです♪
Odd Thomas にも愛犬(幽霊犬)がいるようにクーンツ様は犬好き♪
Trixie という名のゴールデン・レトリーバーの主人でもあります。
だから
犬の細かいしぐさなどが実に愛らしく表現されていて
たまらなくワンチャンが飼いたくなります。
家の近所にはワンチャン達がたくさんいて、お友達になった子たちがたくさんいます。
でも実際に飼うとなると、いろいろたいへんなので難しいところです...
この本もそうですが、クーンツ様の作品に共通しているのが”希望”です。
今の世に生きるということは過酷で、将来が良くなるという気配もほとんど見えないですが
それでも”Miracle”はきっと起きるし、”Hero”もすぐ近くを歩いてるはず♪
ということが読後にしっかりと感じられ、ナイスです♪