陸前山王で金太郎を捕獲

石巻線沿線から仙台へ戻る途中、陸前山王へ寄り道し、午後の貨物を少し撮影する事にしました。

駅からカーブをして緩いS字でやって来るところを撮るのですが、最後尾は巻いてしまっているかもしれません。水路を跨いで三脚を設置形になるため少々面倒になり、手持ちでサクッと撮影する事します。1本目は架線柱とパンタの上面が重なってしまいました。光線は申し分ありませんね。


2本目はある程度感覚がつかめたので、上下のバランスにも気を使い撮影。まずまずの出来です。やって来る列車はこればっかりなので2本撮れれば十分。地元の少年鉄とのコラボでした。

ついでなので近くにある利府の新幹線車両所にも足をのばします。保存車両が解放されているため、それを見学するのが目的でした。車両所の裏手にある門で簡単な手続きをするとすぐには入れます。通年解放の為か閑散としておりゆっくり見学できます。200系新幹線の運転台も常に解放されていますが、触りまくられている為か機器のあちこちが壊れているようで、保存状況がいいとは決して言えません。それでも、客席に座ると座席の雰囲気や匂いに懐かしさを感じます。


新幹線車両の脇には、この地域で活躍した交流電気機関車のトップナンバーたちが鎮座していますが、こちらも雨曝しで塗装はボロボロ。せっかく保存するのなら何とかして欲しいですね。天気がいいからいいようなものの、暗がりでボロボロの車両群を見たら薄気味悪くなってしまいそうです。これらは近寄れないように柵の向こうに置いてあるため望遠で撮影しています。



2016.09. 陸前山王 - 岩切
Nicon D7200 AF-S NIKKOR 70-200mm ED VR II/2.8D