北見臨貨を追いかける⑤ 146Kpの俯瞰撮影・2日目

前日の反省を生かし、前日より10分ほど早く撮影地に到着すると、昨日ほどの人出ではありません。天気の状況からすると頷けます。
昨日とは違って山側に出来た縦列駐車に加わりましたが、その列に地元のタクシーが1台。普通乗用車では相当な悪路ですが、人によってはお願いすれば連れてきてくれるのでしょう。

昨日と違って右手寄りに位置を撮りたいのですが、林道から少し斜面を下ったいいポジションはすでに満席です。そこで林道まで上がり、三脚を最大に伸ばして上から抜くことにします。400mmまでのレンズがあるので、上から撮っても望遠では困りません。

D700に80-400mmレンズのコンビを三脚固定と、D300に80-200mmのコンビ手持ちで挑みます。
昨日の写真を参考に、D700の構図を決定します。手持ちD300は縦位置で、手前のカーブに差し掛かったところを捕獲する事にします。本日は曇っており、どうしても車両メインの作図になってしまいます。
列車の速度を歩くほどの速さと皆さん表現されますが、そのつもりで待っていると速度はそれなりに出ており（当たり前ですが）、あれこれやろうとすると間に合わずに中途半端になってしまうという反省に立ち、それぞれ1箇所の計2点に絞りました。

この日も定刻に列車は奥のカーブから顔を出しました。コンテナ満載でｗ字カーブをうねうねっと曲がる姿は何とも言えません。まずはD700で。さすがに予習効果抜群で、きっちり思った位置に収まりました。ボケのよいレンズでもあり、後の釜はぼやけていますが、白いラインははっきりわかり原色機であることを示しています。

続いて縦構図のD300です。コンテナある分、最後尾へまわった原色機が目立ちませんが、B更新機でも原色の面影は濃く残っているので十分です。引き付けて撮った方も、本日は列車向かって左側に影は出ません。緩やかなＳ字に堂々としたフルコンテナ編成。天気はさておき大満足で撮影する事が出来ました。若干暗めの紅葉ですが、黄色を主体とした色付き具合で良い感じに列車を引き立ててくれていました。


2011.10.10 8：30 生田原 - 常紋（信） 8071レ
Nicon D700 ED AF NIKKOR 80-400/4.5-5.6D 280mm f7.1 1/640sec ISO 800

2011.10.10 8：30 生田原 - 常紋（信） 8071レ
Nicon D300 ED AF NIKKOR 80-200/2.8D 160mm f4.0 1/640sec ISO 400