monmon photo
日頃撮影した写真の記録。鉄道中心に。

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しばらく無かった415系廃車配給が8月下旬に実施されました。今回はあいにくの雨模様であり、沿線で撮影とせずに、簡易に駅撮りで済ませることにしておごと温泉駅へ。晴れると被りつきは逆光になってしまうのでやりにくいため、このような天候の時にホームから編成撮りすることにしました。
6時前に入駅すると先着2名程度。まだ雨がしとしと降っており、駅端には展開せず、少し引いた位置の白線の内側でスタンバイ。最悪雨足が強くなればホーム軒下へ退避することも考えて場所を決めます。当然手持ち撮影になりますが、露出が得られず、前照灯でAFが迷ってしまう危険性や、レンズカバーのゴーストが盛大に出る可能性もあります。そんなことを考えながら、通過を待っていました。

状況が一変したのは、下り始発電車がホームにやってきた時からでした。それまで静寂かつ平和であったホーム場が一気に荒らされます。
列車のドアが開くや否や先頭車両から我先にと飛び出し、ホーム端へ全力疾走する鉄の一団。その数20名程度でしょうか。若い男が必死にホーム端を目指す様は、まさに福男選びの西宮恵比寿の光景さながらですが、はっきり言ってまたもや「鉄がやらかした」の光景そのもの。奇しくも同日に同列車を狙って吹田駅でやらかした鉄の行いが一部始終ネットにさらされていましたが、この光景もばらまかれていれば、大変な勢いで叩かれること必至でしょう。周囲が見えてないこの集団は、先に撮影者が展開していることも考えず、自身のポジション確保に必死。白線より外に出ていようが、後ろの撮影者のアングルに支障を来そうがお構いなし。
一人では大した行動もできないのに、集団になるとやったもん勝ちができてしまう、悲しい猿山状態でした。先の撮影者のアングルに支障来すこと、白線よりはみ出しており危険であると当然のことを指摘されても無視を決めこみます。

これまでの経験上、指摘に対してきちんと応じて退去するものとはこちらも思っていませんので彼らの行動は想定の範囲内。ただ、こちらが強い態度で言うべきことを言っておくことは、連中の行動に対してある程度の抑止力にはなります。こちらは常識のある一般人としてできることは限られますので、それ以上の行動(実力行使など:やってしまうと目くそ鼻くそになってしまう)は行わず、自分の構えたポジションへ戻ってあとは自身の撮影を行います。
列車がやってくると、案の定連中は線路側へさらにはみ出してくるため盛大に写り込みますが、あとでそれら写り込みをバッサリ切り落とします。

予定通り露出がない中で撮っただけの写真ですが、記録にはなりました。
前方の集団が列車に被らなかったカットをが生き残りますので、TOPの写真の次に生き残ったのは、もう凸にホームがかかっていました。


振り返って、415系を撮って終了。


目的は果たせました。

2021.08.23. 堅田 - おごと温泉 配9564レ
Nikon D7200 AF-S NIKKOR 70-200mm ED VR II/2.8D


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