monmon photo
日頃撮影した写真の記録。鉄道中心に。

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世界自然遺産でもある知床の紅葉名所として、ウトロの奥にある知床横断道路にある知床峠があります。近くには知床五湖もあり両方行ってみる事にしました。

海岸沿いのウトロの街から立派な道がついており、九十九折しながらぐんぐん高度を上げていきます。途中、オホーツク海を眺められるポイントもあります。野生のエゾジカがあちこちにいて草を食べていますが、人に慣れていてカメラを向けて多少近づいても動じる事無くポーズを決めてくれます。立派な角のオスがこっちを向いてくれました。冬支度で丸々と太っていますね。


ひたすら登って、知床峠へ到着。羅臼岳がどっしりとそびえています。標高はそれほど高くないのですが、北アルプス2000m級の低木帯が広がっています。緯度が高いためでしょうか。


少し戻って、右手の道道へ入ると知床五湖へ達します。駐車場の少し前に右手に分かれる林道があり、20Kmほど走ればカムイワッカ湯の滝に行けます。天然の滝が温泉で、上に登るほど熱い湯が楽しめる野湯で、昔から行ってみたいところですが、今回こんなに近くまで来たのに時間がなく訪問できませんでした。
時間が遅く、一番手前の一湖のみの見学となり、木道を歩いていきます。一湖の先は木道ではなく山道ですが、別料金を払ってちゃんと講習を受けて入らないといけません。
知床五湖は高地の湿原ですが、すぐ先は海も見えるという不思議なところです。草紅葉はちょうど見ごろでした。この日は風がなく、山が水鏡でくっきり浮かんでいます。夕日に染まった紅葉と水に写る逆さの景色を堪能しました。


オホーツク海が見渡せるポイントまで降りてきたところで、ちょうど日の入り時刻。海面近くは雲があり、残念ながら海に沈む姿は見れませんでしたが、きれいな夕日でした。


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