定期排雪列車を撮る・3日目～天塩中川・佐久 遠征最後の撮影～

歌内で撮影後は、前日同様に天塩中川の陸橋へ。天塩中川駅に停車しているのを確認し、先日来3回目の陸橋にはスムーズに到着しました。沿線にはたくさん撮影者が出ていましたので、いい場所はないと思っていたのですが、何と陸橋の上は無人。
昨日作った道も夜間の降雪ですっかりなくなり、膝まで埋まりながら機材を抱えて何とか上がるともう定時。まずはスーパー宗谷を撮影してと思っていたのですが、既に通過した後だったようです。ビデオのセットもそこそこにラッセルが動き出しました。先ほどのD300こ今回も使用して迎え撃ちます。

降り続く雪の中、11時半ごろとは思えない暗さであったため、ここも4灯を付けたままでやって来ました。線路上にはたっぷり積もっており、速度がついてくるにつれ雪を跳ね飛ばす勢いも強くなり、期待通りの作業風景です。奥から手前に連写。そのうちの1枚は、今年の年始を飾る1枚となりました。


振り返ってケツ打ちで〆。前日の画像とほぼ同じですが、今日の方がより満足な撮影でした。


この後はさらに追い掛けはせずに、ひたすら旭川を目指します。雪がなければ楽勝で間に合う道のりですが、雪道では音威子府の先まで追いかけると時間がカツカツになります。少し余裕を持って出たのですが、名寄あたりで雪の勢いが強まり、途中ホワイトアウトで前が見えない恐怖、高速道路の雪による通行止めとその余波で一般道の渋滞…、もう間に合わないのではないかと諦めかけたときもあったのですが、何とか列車発車の5分前にレンタカーを返却。重い荷物を担いで間一髪乗り込む事が出来ました。先に買っておいた指定券のおかげで無事に着席することができました。

初の排雪列車撮影でしたが、非常に内容の濃い3日間でした。
まむしさん、ご一緒していただきありがとうございました。

2013.12.30. 天塩中川 - 佐久 雪362レ
Nikon D300 ED AF NIKKOR 80-400/4.5-5.6D