只見線午前の部を只見川第1橋梁中心に終了すると、近くの温泉で汗を流して一息つき、午後の部までの空いた時間を使って磐越西線へ足をのばします。ここ三島から北へ山をゴリゴリ越えていくと磐越道の西会津I.C.付近へ抜けられます。昨夜と通った道ですので、道の様子もわかりっておりスイスイと北上し、通過20分ほど前に群岡カーブへ。この日も駐車車両が多く何とかスペースを見つけると機材を担いで撮影地へ。いつも私の定番はインカーブですが、この日はあまりに天気が良く、順光側のお立ち台へ向かいます。菜園に迷惑をかけないように注意して、広場の縁に立ち位置を確保。すでに大勢構えていましたが、何とか隙間を得る事が出来ました。
この日は、前日からのC57故障でDE10が代走で入っているとの公式情報もあり、珍しいものが撮れると思わぬプレゼントでした。赤基調の客車なので、赤いDE10もきっと似合うでしょう。
メインはカーブを縦アンで、サブは引き付けて横アンの2アングル確保。猛暑の中、大の大人が押し合いへし合いムンムンの熱気で汗が噴き出てきますが、木陰であるためかなり暑さがしのげます。
定刻になり、ディーゼル機に牽かれたばんえつ物語号が姿を現します。想像のとおり、統一感のとれた編成でやって来ました。嬉しい事に私の好きな1エンド先頭でしかもHMなし!バッチリの光線の中を駆け抜けていきました。ただ残念だったのは、客車からぬっと伸びた乗客の腕。窓が開けられるというのもSL列車には乗車を楽しむための重要な要素ではあるのですが、涼を求めるためであればこんなに突き出す必要もなく、これだけ手を伸ばすと危険です。
少し引きつけた横アンは横着して車に長玉を置いてきてしまい、レンズ不足でかなりトリミングをしています。
この時点では数回で代走は就労すると思っていましたが、かなりの重傷で今年度はずっとDE10のようです。故障した時点で既に指定券を売り出してしまっていた運行日は、全席自由席として運行する代わりにHMを付けずに運行したようで、律儀な対応ですね。また、今回のHMは黒基調で、定番のオコジョイラストのないシックなデザインで好感が持てます。これなら付いていてもまあ良いかもしれません。
2018.07.19. 徳沢 - 上野尻 9226レ
Nikon D7200 AiAF NIKKOR ED 80-200/2.8D
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DE10のばんえつ物語号、短期間のサプライズではなく、まさかの通常運行となりましたね。
カメラマンの数がSLの時よりも多いのは何とも皮肉な話ですが、せっかくなので来期以降も定期的にHMなしDE10やってほしいものです。
それと、乗客の方の腕伸ばし、困ったものです。空調付きの客車ゆえ、車体から手を振るだけにしてほしいですね。
イレギュラーなシーンには人気が集まるものなのかもしれませんね。今はHMがついて運転されているのでしょうかね。
今月末に撮りに行こうと思っているので、楽しみにしているところです。
これからもたまにはSL以外の日を作って走らせてほしいですね。高崎のDD51も出張に来てくれると嬉しいのですが、客車を貸し出している代わりに交換で借りて走らせてみては、なんて思います。
遠征楽しみですね。最近雨も増えてきて(一時晴れすぎだったのですが・・)、天気が良いといいですね。
9月末はうまく色づいた稲と絡める事も出来るかもしれませんね。