monmon photo
日頃撮影した写真の記録。鉄道中心に。

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長らく分解修理に入っていたC62-2号機が復帰するとのニュース。京都鉄道博物館でお披露目初日となる11/4限定で往年に使用された「つばめ」HMを装着してスチーム号を牽引するとの大イベントの告知がありました。1日限定とは何とももったいない話ですが、同博物館収蔵品のHMを付けて走らせるには、許可を得るのが大変だったようです(なにわでHM付けて走れなくなっている件と関わりがありそうです)。

午前中に仕事を済ませ、14時過ぎに退屈していた(一応まだ)電車好きな長男を連れて久しぶりに鉄道博物館へ。6月以来です。最近は、SLで何か動きがありそうなときにしか行っていませんね。クレジットカードで1割安くなっても1000円を超える価格設定は頻繁に行くにはやっぱり高い。早く年パスを出してほしいところです。

長男のために運転シュミレーターの抽選券をゲットするとすぐに蒸気機関車エリアへ。ちょうど15時の便が出発準備をしている所でした。貫録の大型蒸気に普段とは違ってこちらも貫禄のあるHMが付いて、申し分なし。後ろに従える客車もリニューアルされてこましになっており、編成としても以前よりはだいぶ見栄えがします。薄日が差して午後バリ順の運転線にで煙を上げる機関車が照らされています。雲が流れて露出はコロコロかわるため、周囲の映り込みなどいいタイミングを待っているとなかなかいい光線状態で撮れません。


汽笛を鳴らしゆっくり推進運転で発車して行くと、山陰線の高架の向こうへ。しばらくして帰ってくるところを正面勝ちに1枚。煙が上がって欲しかったのですが、やはり蒸気だけ。


停車前に望遠構図で。圧縮するとさらにかっこよく見えますね。ここもピンポイントで晴れ。ライトが点いて、「つばめ」HMを付けて動いている姿が見れるなんて、夢のようです。


停車後、正面に回って見上げの1枚。デフレターのつばめマークが見えませんが、この時も日が射して屋外で正面から撮れたことに満足。


ここで、長男リクエストで次の便に乗車する事にします。運よく釜次位の座席が空いていたので、間近でC62の挙動を見ながら乗車を楽しむことが出来ます。

この日は30分間隔運転のため、乗車した次の16時の便で最終です。その最終が発車する前に、北びわこ号を牽引していたC57がPFにエスコートされ梅小路に帰って来ました。計算通り、D51の代走最終日にこうして「つばめ」号と北びわこ号として並びました。しかし、うっかり誤算だったのは、帰ってきたC57-1はお尻向き!HMを付けた顔が並ぶと想像していたのですが、普段バック運転もなく、炭水車側のライトが光っているのもレアな姿です。


先に転車台に乗ったのは、C62-2号機。転車台に乗っている姿を至近距離から見れて良いですね。横からもいいけどやっぱり斜め前。HMがあると雰囲気が出ますね。


斜め後ろからも1枚。


ポニー最終日前日のように、お披露目の意味も込めてもう1周余分に回転してくれることを期待したのですが、1回転だけ多く回るとさっと給炭線へ。C57は動かさないのに、規制線が張られてせっかくのいい光線になっている給炭線に近づけません。

石炭と水を補充した後は、再び転車台に乗り、扇型車庫へ向かいます。現役さながらの姿に見えますね。


HMを付けたまま庫に入り、C57の転車台回転と給炭をやっている間に前照灯が落ちてしまいました。
C57はなぜかこの日は給炭線に置きっぱなしで作業終了となり、規制線解除。庫に入ったC62を正面勝ちに後ろの方が見えるように1枚。


似たような写真の量産ですが、見る事はできないと思っていた往年の「つばめ」HMを付けた姿を生で見れて感激かつ大満足。
HMには実際に使われた事による傷や汚れで風格が増しています。立体感があり、金文字のデザインはそれだけの格のある列車であったことを十分に伺わせます。


ただ、長年装着されてこなかったため、いざつけてみると安定が悪かったのか、裏から覗くとステーとHMが針金で補強固定されていました。「梅転区」の文字があり、まさにここで使用されていたHMである事がわかります。

出来る事なら一緒に保存されている旧型客車と宮原のマイテ49を繋げた姿で見てみたいですね。2両じゃ寸足らずですが、大井川鉄道の小型機関車では感じる事の出来ない雰囲気を感じられると思うので、いつか実現してほしいですね。
HMも今回の事で実績も出来ましたし、再び「つばめ」も見たいし、「かもめ」や「はと」を付けた姿もぜひこの目で見てみたいものです。

2018.11.04. 京都鉄道博物館
Nikon D7200 AiAF NIKKOR ED 80-200/2.8D

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