monmon photo
日頃撮影した写真の記録。鉄道中心に。

個人的な範囲以外での画像の無断使用を禁じます。
 



今回の臨時化から
湖西線経由になったきたぐにですが、日の長いこの時期は撮影が可能です。せっかくの経路変更ですからその雄姿を記録しておきたいものです。走り始めると皆さん思いは同じのようで、続々と早朝の湖西線を走るきたぐにの写真を見せていただく事が出来ました。そうなると自分でも撮影したくなるもの。

まずは、雷鳥・日本海で通ったオノワニで撮影する事にしました。ここは、この時期は側面に日が射して車体がギラリと輝くうえに、手前の田圃で水鏡と2つの光景を同時に抑える事が出来るとのこと。5/5早朝にまむしさんと出撃しました。
5時半過ぎに通過するため、よいポジションを確保するために明るくなり始めた4時45分ごろに現地に到着するとすでに数名おられます。また、農繁期のため農家の方々もすでに仕事を開始されている方もいました。撮影者は更に続々と集まり、30人以上は集まっていました。そうなれば、顔見知りの方も多く、あづきさん、海と蒸気さん、愛しきさん、ドライモンさん、ZAZISさんと、Team 3170・京都れいるくらぶの方々も集まっておられました。狙いはみなさん同じようで、線路から離れ、田圃の水面すれすれにカメラをセットしています。

GW初日あたりはまだ苗が植わっていませんでしたが、この日は田植えが済んでいます。しかし、苗は小さく細いので十分水鏡になります。
空には大きく雲が立ち込めて琵琶湖側も比良山側もどんよりしており、太陽が出てくる様子はありません。これでは露出も困るなと思っていると、琵琶湖川の雲は少し薄くなり雲の切れ間も出てきました。これは期待できる!と雲が抜けるのを待っていると、きたぐに前走りの始発普通電車がやってきました。113系4両編成を2つ併結したもので、先頭側は貴重な最後の湘南色フル編成でした。薄い雲の後ろ側から日も当たり、水面に湘南色がくっきり映りました。しかし後半の緑編成は苗と同化してしまっています。


練習結果はまずまずで、気をよく本番を待っていると、なんと太陽が雲の切れ間から顔を出して来ました。やった~!と思ったのもつかの間、目の前に国道沿いに立つビル影がくっきりと姿を現しました。既に通過予定時刻であり、ビル影をよけて設定しなおす時間もありません。ほどなくして、きたぐにがやって来ました。ビルの影を抜けた後は期待通りのギラリでしたが、影がくっきりではどうしようもありません。太陽が出ると風も出て、水面もざわついてしまいます。先ほどの113系に比べて輪郭がぼやけてしまいました。
私はあまりの出来事に言葉も出ない状態ですが、早朝撮影の常連さんたちは晴れれば影落ちする事を知っていたようで、淡々とあきらめておられました。

本来はもっと暗くギラリが強調できるように設定していたのですが、撮影後にトーンを上げて明るくして影をごまかしてしまいました。ごまかす前はこんな感じです。


2012.05.05 和邇 - 小野 1801M/8502M
Nikon D700 ED AF NIKKOR 80-200/2.8D

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