monmon photo
日頃撮影した写真の記録。鉄道中心に。

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神戸線の朝の有名撮影地であるさくら夙川カーブですが、定期寝台特急もなくなって久しく、たまに走った客車列車もなくなってしまいました。ついにはEF65やEF66の貨物列車が順光時間に走ることも夏場早朝の74レ以外にはなくなってしまい、光線の良い時間帯はほぼEF210と面白みのない貨物しかやって来なくなってしまいました。貨物と新快速しか長編列車はなく、スーパーはくとやはまかぜも色物扱いでわざわざ出かけて撮影するほどのものがなくなってしまいました。
この日はたまたま所用で芦屋に来ることがあり9時台のいい時間に時間が空いていたので、久しぶりに行ってみることにしました。

天気もまずまずの休日ですが、当然のように先客も後客もなし。一人でまったり撮影に掛かります。牽いてくる機関車に面白みはなくなりましたが、最近のモーダルシフトの流れで運送会社専用(借上げ)列車が増えており、この光線のいい時間に福山と西濃の各専用コンテナが上がってきます。上り外側線ギリギリにまでかかっていた沿線建物の影が徐々に引いていきますがまだ目立つ状態の頃に56レの登場です。迫力あるように仕留めるには、首を振ったところまで引き付けた方が良く、300番台であっても黄色のラインが見えません。奥のカーブから曲がってきた貨物は青い頭を先頭に緑の帯となって近づいてきますが、新旧混ざった専用コンテナの色や形が微妙に違っており、編成美という点ではいまいちであることが残念です。ここ数年の福山コンテナの難点はこれで、せっかく統一されているのにあまり美しくないところです。せめて鮮やかなライトグリーンに塗りなおしてくれないものでしょうか。せっかくなので気合を入れて(虫干しを兼ねて)2台体制で撮影したので、たいして構図に違いはありませんがもう1台の写真も。


待っていると、Aシートがついた新快速が通過。カーブしているのでAシートの車両の塗装の違いがよくわかります。


続いて西濃運輸が借上ている5060レですが、西濃の列車は編成丸ごと借りずに数量は一般貨物を併結していること。2059レもそうですが、せっかくの編成美が壊れてしまうため、撮影には工夫が必要となります。上り列車は編成の手前側に一般貨物が来るため、しっかり引き付けて巻き込めばうまく隠れてくれるかもしれません。
定刻にこちらも姿を現しましたが、編成手前には歯抜けの紫コンテナが載っています。釜が正面を向いたところではこの通り、一般コンテナが見切れてしまっています。


我慢してひきつけて、もうフレームアウト!の寸前に消えてくれました。これなら釜の色も併せて統一感が出ます。またコンテナの形・塗装が揃っている点もいいですね。ここで撮った甲斐がありました。


内側線の普通電車を撮ってみたり、


はまかぜを面縦で撮ってみたり(あまりにも短くて絵にならないため・・)、


あと3本ほど光線が持つ間のEF210牽引一般貨物列車を撮ろうと待ちます。
続いては、盆も正月も休みなしで宅配貨物を運んでくれる各運送会社相乗り貨物である1070レが通過。


ここまでは良かったのですが、この直後から下り列車が徐行通過&停車。上り列車が全く来なくなってしまいました。情報を調べると、神戸線で人身事故とのこと。これはしばらく動かない可能性があります。光線状態もそろそろ正面に入らなくなってくる時間であったため、ここで少し早めに切り上げることにしました。

機関車はEF210になっても、積荷の違いで編成美を楽しむこともできますね。

2021.11.03. 芦屋 - さくら夙川 56レ/5060レ/1070レ
Nicon D7200 AF-S NIKKOR 70-200mm ED VR/2.8D


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