monmon photo
日頃撮影した写真の記録。鉄道中心に。

個人的な範囲以外での画像の無断使用を禁じます。
 



この日運用されている凸でスノープロウ付きは9080レのみ、9081レはATS保護板のみの締まらない顔つきです。
9080レを一回で終了するのはもったいないので、場所を事前に取っていたこともあり、江津の鉄橋など寄り道して、撮影地のふもとで9080レを見送って、いざ激狭の五十猛俯瞰へ。

道から外れるとすぐに、ロープ場が待ち構えています。撮影地の状況は既に色々見聞きしているため、ビデオ用のミニミニ三脚と手持ち用カメラ1台、ビデオをリュックに詰めて両手フリーに軍手姿で挑みます。サンタマの崖に比べれば緩やかですが、雨の後でぬかるんでいることと、多くの撮影者がすでに何度も通過したことで足場がツルツルになっていることが難点です。対策して挑めば、足場が混んでいない場合は何てことは無いでしょうが、上りきった先に足の踏み場がなく、確保した位置までたどり着けません。多くの撮影者は寄り道せず直行または、ここ1本勝負できているので、狭い足場にはすでにカメラがセットされており、通してやろうという気持ちは伝わるのですが、あちらも身動きとれず立ち位置到着までかなり難儀しました。

今回、cho君が場所取りをしていてくれたのですが、無い隙間に勝手に割り込んでくる輩のせいで、確保した位置よりも端にかなり追いやられアングルが制限されてしまっているとの事。どうしても隣との間隔が数cm程度は空くものですが、その隙間を指して場所が空いていたと主張し、我々がまだ来ていないことをいいことに数cmの隙間を30cm以上にこじ開けて居直るという手法。もともとの数cm以内の幅で何とかするなら、まだ文句はいいませんが一度入り込めたことをいいことにグイグイ横に広がって行く害虫のような輩です。私もよくこの手の被害に遭います。今回夜中に苦労して場所を取ってくれたcho君は怒り心頭でしたが、場が荒れるため、ぐっと我慢し輩に浸食された残りの場所で展開していました。横に並んで待つ事自体かなり胸糞悪かったことでしょう。

私はその残りの隙間を頂戴して手持ちで確保。ミニ三脚でビデオをセットするとあと30分以上しゃがんている事は困難なため、後の方に断わって立ってスタンバイ。朝あれだけ曇っていた空もきれいに晴れて線路に太陽の日が射してくれます。丘の上という触れこみの場所ですが、とてっもお丘の上という雰囲気はなく、木々の生い茂った斜面ですね。うっそうと生い茂る木々の中で日差しが遮られて待機するには心地いいですが、雲の様子はうかがえません。
予定時刻頃の前にしゃがみ直して構図と露出を再度確認。あわてるとビデオを崖下に落としてしまいかねないので余裕を持ってそっとビデオ開始し、五十猛駅の奥の方を注視します。あたりが静まり返って一同注視する中、奥のカーブを曲がって近づいてくる姿を確認できました。おそらく晴れ確定となり、思わず手に力が入ります。水平線で画面の傾きを修整し、眼下に「く」の字に横たわるレールにしっかり列車を引きつけてシャッターを切る事に集中。無事捕獲できました。

定番位置よりもやや左手からの撮影となるため海の入る量が少なくなりますあ、これだけはいれば十分。少し正面勝ちになるため、列車が大きく入ってくれます。攻略困難と噂の五十猛俯瞰を1回でバリ順ゲットできて十分に満足です。場所取りありがとうございました!

撮影後、片づけるのは一瞬で完了しますが、手前の撮影者がある程度下山してくれないと降りられません。上る方は腕力でカバーできますが、ロープ場が難しいのは多くは下りの場面。滑って足場に引っかかりが無く、そのままズルズル行ってしまい、たいした怪我をするような場所ではありませんが衣服が致命的なほど泥んこになってしまい、車に乗れなくなってしまいます。過去の登山経験である程度カバーし何とか汚れなく下山すると、9081レおっかけを開始し、来た道を西へ戻ります。

2018.09.22. 五十猛 - 仁万 9081レ
Nikon D700 AiAF NIKKOR ED 28-70/2.8D


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