monmon photo
日頃撮影した写真の記録。鉄道中心に。

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10月下旬の午後半休日。午前中は雨もぱらつく悪天候でしたが、雲レーダーの情報では、名古屋南部は16時ごろには快晴の予報になっていました。午後休恒例の関西線8075レ詣は、今年もそろそろシーズンオフが近づきつつあり、この日の時点で関谷踏切はすでに日没後。蟹江踏切では日没しませんが、南側の建物の陰落ちが線路際を侵食してくる頃となり、あと2週間程度。これからは白鳥信号所のギラリがもう少しで始まるという時期になっていました。

関谷踏切同様に立ち位置の狭い蟹江踏切も激戦区になることが予想され、せっかく行っても無駄足になる可能性があります。しかし、この日は直前まで曇って天気が悪い予報であるため、出足も鈍るのではないかとイチかバチか出撃してみることにしました。14時過ぎに現地へ到着するとすでに5名以上が構えており満員御礼に見えましたが、先客の方が融通してくださり立ち位置を確保することができました。常連の方の話では、1日天気の良かった前日は通過時には30名近く集まったとのこと。やはり午前中からの場所取りが必要な状態のようです。

到着時の太陽は雲の向う。風が強く雲の動きは速いのですが、この先予報通り雲が消えていくのかは不透明な状況です。
カメラをセットしてしばらくすると8380レが曇り空の下で稲沢方面へ通過したのでケツ打ち。まだ寒くはありませんが、夏場に比べ編成は長くなってきています。


しばらくすると、ようやく太陽が雲間から顔を出す時間が見られるようになってきましたが、雲隠れしている時間の方が長い状態。雲の切れ間に運よく通過した快速みえ。


おまけのお楽しみ、211系快速は曇った状態での通過となってしまい残念。それでも東の空以外は雲量が減ってきており、まだ期待は持てそうな状況です。


南紀(名古屋行)はやはり曇り空の下で4両で通過しましたが、2週間後に見た南紀は2両編成へ短編成化されてしまって残念な姿になってしまっていました。乗客数減少により基本編成の見直しを行ったものだそうですが、プラレールかBトレでも見ているかのような状態で、存続が危ぶまれるのではないかとの危機感を感じます。GWに6両編成で堂々と走っている姿とは比べ物にならない姿でした。


結局、日が差すのか刺さないのか、雲の合間を出たり入ったりしながら太陽は次第に高度を下げてきます。最終的にどうなるかわからない状況ではありましたが、撮影者も徐々に集まり15名ほどに増えてきました。通過時間の10分ほど前になり、雲の隙間から太陽が顔を出し、10分程度は持ちそうな状況になりました。線路に夕方のエロ光が差してきました。ただ残念なことに名古屋市内方面は厚い雲に覆われドンヨリ。背景もすっきりとはいかないようです。
定刻となり、列車が奥のカーブから比較的ゆっくりした速度でやってきました。晴れは確定です。編成はタキ10両程度とここで撮影するにはちょうど良い長さ(これより長いと後半が巻いてしまいます)。凸を先頭に、赤熊を従えてやってきましたが、嬉しいことに、本日はスノープロウ付きの800番台。締まりある立ち姿を良い光線で仕留めることができました。D700で撮影した方は色温度を下げて青みががった背景の空色に現像処理してみました。


8075レ通過後は、春田で交換してすぐにやってくる8072レをケツ打ちして締めとしましたが、この時にはもう先頭の切位置あたりに線路脇の建物影が忍び寄ってきていました。


背景の空の色だけは難ですが、なかなか挑戦しにくい場所なので滑り込みで及第点を得ることができました。
凸は現在数機で運用を回している状態であり、どう考えても次の改正で定期運用はなくなってしまい引退となるでしょう。おそらく同僚のDE10共々、関西線から姿を消す可能性は濃厚です。
久しぶりにバリ順の8075レをおさえることができて満足の撮影となりました。

2020.10.23. 八田 - 春田 8075レ
Nikon D700 AF-S NIKKOR 70-200mm ED VR II/2.8D
Nicon D7200 AiAF NIKKOR ED 80-400/4.5-5.6D


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