9月下旬に仙台出張があったついでに、一度行っておきたかった石巻貨物を撮影しに石巻線へ足をのばしてきました。
東日本大震災から数年経ち、瓦礫輸送の列車もずいぶん前に運転を終了して紙列車のみの運転に戻っている石巻貨物ですが、いわゆる地方交通線を走行する貨物列車は年々姿を消してきており、きちょな存在になってきました。DE10が主力というのも撮影意欲をそそられます。
訪問したのは土曜日の午前でしたが、土曜日は比較的運転があるようなので早朝の1本目から狙って、4時半頃に宿を出発して沿線へ向かいます。まずは、小牛田近くの順光ストレートを目指しますが、天気は曇り基調。沿線は草が生え放題で、編成単位ですっきり線路を見渡せる場所がなかなか見つかりません。ダートな農道をしばらくロケハンすると、撮影者を発見。どうやら地元の方のよう。近くで構えさせてもらう事にしました。声をかけると、色々な情報を教えてくれたのですが、土曜の1651レは単機が多いとのこと。
草も単機なら十分抜けるぐらいに生えておらず、情報に従って、単機で画面いっぱいにとらえる構図で待っていると、ほぼ定刻に踏切が鳴り単機で姿を現してくれました。仙台貨物ターミナルからやって来る発端となる運用のため、何が来るかはわかりません。原色機を少し期待しましたが、やっぱり更新色。軽やかに駆け抜けていきました。架線がないのでどの程度引き付けられるのかバランスがよくわからない状況で大体の構図を決めていたのですが、いい感じのバランスで収まってくれました。
2016.09. 単1651レ 小牛田 - 上涌谷
Nicon D7200 AiAF NIKKOR ED 28-70/2.8D
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