monmon photo
日頃撮影した写真の記録。鉄道中心に。

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3/2は信州へ出撃してきました。狙いは「おもいでの白山」号と「信州」号です。
午前3時ごろ、京都市内でまむしさんと合流し、高速をひた走り長野県を目指します。恵那山トンネルを抜けると空が白み始め、まずまずの天気が望めそうです。

「白山」送り込み回送の撮影場所確保も気になるのですが、その前に少し寄り道。篠ノ井線の湘南色をまとったクモヤ143を使用した霜取り列車の撮影をして行く事にしました。梓川P.A.併設のスマートI.C.を出るとすぐに沿線に出られます。時間が迫っていたので、適当にあたりを付けた場所は平瀬信号所北側の第4種踏切でした。
ところが、霜取り列車の通過予定時刻が近づくものの、信号は反対方向が開通したまま…?すると反対側から115系3両×2編成が通過。その後もしばらく待つものの、やって来るのは普通列車。
ここであまり長くは待ってられないため、残念ながら7時半をタイムリミットとしました。115系がまだまだ走っているなという印象を受けた早朝の篠ノ井線ですが、ダイヤ改正以降は変わってしまうのかもしれません。
クモヤ143は間もなく引退するクモハ123-1の親戚のような車両ですが、こちらはまだ引退の予定はないようですから、来シーズンにリベンジしたいと思います。

幸先悪いスタートとなってしまいましたが、気を取り直して安曇野I.C.から再び高速に乗り、姨捨S.A.併設のスマートI.C.を降りると姨捨駅前。坂を下って下界へ降りるとそこはしなの鉄道千曲駅前でした。
太陽が顔を出した屋代~千曲であたりを付けた撮影地を見て回りますが、撮影地では南北方向に近く線路が走っており、対向から被りつくと逆光になってしまいます。
そこで、次の候補である小海線・乙女駅へ移動。狭いホームでしたが、先客も少なく、光線状態は申し分ないため、ここに落ち着く事にしました。列車の乗降客の邪魔にならない安全な位置にカメラを設置して構図を考えます。ここは、JR小海線としなの鉄道が並走しており、各線間にはタイガーロープが張り巡らされています。ロープの処理、架線柱影の処理など解決しないといけない問題はたくさんあります。また、引き付けても望遠でもどちらでも撮れるのですが、よく見るとタイガーロープの支柱が手前は明らかに太くなっています。これに気が付き、望遠で撮る事を選択しましたが、今度は、背後の緑が切れて民家がやや気になります。楽しくも苦しみつつ悩みながら、前走りの列車で合わせていく事にします。

まずは、169系使用の急行「信州」から。約1年半ぶりの再会でしたが、やっぱりこの塗装はいいですね。何と言っても急行色の証である、両端の尖った緑ラインがかっこいい。前回撮影時には光線に恵まれませんでしたが、納得の順光撮影でした。ただ、頭が串る事を嫌って構図を取ったところ、パンが串ってしまいました。
学生時代に各地の夜行列車で何度もお世話になり、眠れぬ夜を過ごした思い出深い車両ですが、もう間もなく見れなくなるのがとても惜しいですね。どこかで引き取ってまた走らせてくれないでしょうか。


次の「白山」回送まではだいぶ時間があります。今度は6両編成なので構図変更。立ち位置も移動する事にしました。大体の構図を決めると前走りの列車で試し撮りをするのですが、3両編成しかやってこないので脳内補完してやります。
強風が吹きすさぶ中、じっと耐えてようやく通過時刻になると、国鉄色485系(K2編成)がやって来ました。ファインダー内を近づく列車を注視していると、画幕を先頭にやって来ます。今回は2種類のHMとの事でしたので、画幕と字幕でやって来る事は予想していました。順光被りつきで臨んだ撮影で画幕先頭でやって来てくれたのはとてもラッキーでした。ただ、やっぱりシール貼り付けは普段の幕とは質感が異なりますね。質感をこだわった(?)JR西日本の透過シールもいいのですが、バリ順だと、幕の影が本来の白幕に写って2重に見えしまうようで、これも困ります。難しいですね。

2本とも順光被りつきで撮れて、大満足。折り返しを撮影に移動する事にしました。

2013.03.02. 小諸 - 平原 回9690M(上)/ 9602M(下)
Nikon D700 ED AF NIKKOR 80-400/4.5-5.6D

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