monmon photo
日頃撮影した写真の記録。鉄道中心に。

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下芥見から東側は廃線まで非自動閉塞が残っていたため、記録に残すことができました。その中でも一番画になると思ったのが、白金でのタブレット交換です。
運転士同士が窓越しにタブレットを交換する姿はこの当時でもすでにほとんど見ることができない姿でした。通常の鉄道では、安全確保のセフティーネットとして信号操作に当たる運転係員が必ずタブレットの受渡しを仲介するスタイルをとるためです。調べてみると、美濃町線のような交換スタイルは路面電車でのみ認められていたようで、非自動閉塞で残ったJRや地方私鉄で見ることはできませんでした。現在であれば土佐電気鉄道で見ることが可能な交換方式ですが、度重なった事故防止のため、運転士同士でのタブレット直接やり取りは中止されてしまいました。ただ、通常交換する場所ではないタブレット分配&回収の時は運転士同士の直接やり取りが残っている模様です。

最後まで非自動閉塞が残った区間の交換駅のうち、窓越しにタブレット交換をしていたのは白金駅だけでした。撮影した当時、詳しい規定は知らなかったものの、普段見る姿とは違う姿をカメラに収めようと頑張ったことを思い出します。ただ、当時はシャッターを押してから撮影までのタイムラグが長く連射などできないコンデジを持って乗り歩いていたため、早業で交換してしまう(特にカメラを向けていると・・)光景をベストなタイミングで撮影するのは至難の業でした。結局、タイミングよく撮れているのは薄暗い写真しか残ってません。構図や光線も含めてもう少しこだわって撮っておけばよかったと今になって悔やむのですが、沿線に気になる撮影シーンがたくさんある中で、「また次回来た時に・・」なんて思っているうちに納得のいくカットが撮れないまま廃線になってしまったという、あるあるですね。

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