monmon photo
日頃撮影した写真の記録。鉄道中心に。

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EF67を撮影後は、再度山陽道を西へ。今回遠征の本命である、凸牽引の35系客車編成を狙います。

今年は、C57の重大故障とD51の検査が重なり稼働できるSLがいないため、急遽DD51の登板が決まりましたが、山口に配置されているのは1043号機の1両のみ、故障なく乗り切れるといいのですがバックアップ機がいないという事が気がかりです。宮原から1両ぐらい貸し出すのでしょうか?どんなに費用が掛かろうともC571は意地でも復活させる勢いのようなのでそれはまあそれでよいのですが、先ごろ本線で引退し、スチーム号で余生を過ごしているC56-160はこのようなSL空白期をなくすためにも、本線走行可能状態で置いておくべきなのではと思います。もっとも、今後北びわこ号は走らせる予定が無いとのまことしやかな噂も流れており、ポニーの力で山口線を35系フル編成で走らせられないことを考えれば、ポニーの出る幕はないのかもしれません。そして、稼働機は2両あれば十分との考えなのでしょう。

今回の運転は、普段のやまぐち号のダイヤとほぼ同じものですが、DLやまぐちの試運転という位置づけではなくあくまで訓練運転のようです。前週は補機4両を牽引して訓練運転しておりこちらもそそられるのですが(こちらの方が人が多く集まったとのうわさ)、2週連続遠征など無理なため、HMなしの客車であることを重視して、こちらに標準を絞って出撃となりました。

10時半ごろに最初の撮影地とした大山路へ到着しました。撮影地にはすでに10名弱がスタンバイしていますが、まだ場所はある状態です。
今日は1日晴れ予報ですが、逆光となる大山路は曇ってくれた方が好都合。到着時より薄雲がかかっていい感じです。以前の自分の作例を見つつ構図を決めていきますが、インカーブから上り勾配で、目の前でアウトカーブする緩いS字であり、奥~手前と様々な構図が考えられます。障害物をよけながら、首ふりかけで1枚と手前へ引き付けて1枚の2構図で迎え撃つことにします。

定刻になると、凸先頭に35系客車を従えてやってきてくれたので一安心。カーブに掛かる前のストレートでも十分撮れたことがわかり後悔ですが、煙を考えなくてよい分、構図の自由度は上がりますね。
予定通り首振りかけで1枚。奥のストレートなら曇り空が入らないためよかったなと反省です。


さらに引き付けて、凸の側面を強調して1枚。まずまずの仕上がりとなり、滑り出しとしては良好です。
35系こと新型旧客風客車ですが、実車を見るのはこの時が初めて。よく見れば快適車内のための機器が積まれていますが、遠目には旧客の雰囲気十分。これはこれで被写体としてもありと感じました。

2021.02.20. 仁保 - 宮野 試9571レ
Nikon D700 AF-S NIKKOR 70-200mm ED VR II/2.8D
Nikon D7200 AiAF NIKKOR ED 80-400/4.5-5.6D

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