東北遠征最終日の朝は、二ツ井俯瞰の撮影地でマルヨから目覚めました。本日の狙いは、今回のあけぼ走行写真のメインと勝手に位置づけしていた二ツ井トンネル飛び出しです。農道の脇に車をとめ、三脚だけ持って撮影地を偵察するも、あまりの雑草の勢いに撮影地近くまでなんとか行きつくものの、撮影できるような視界も確保できずあえなく敗退となりました。
ずいぶん時間を費やしてしまったのですが、代替撮影地を急ぎ探さなければなりません。考えた末、少し西へ移動して富根ストレートで撮影する事にしました。
稲作地が広がる中をまっすぐ線路が走っており、被りつくのはもったいないとも思ったのですが、まともな被りつき写真がまだなかったため、稲と絡めては後続の貨物でやる事にして機材をセット。除雪標識や架線の継ぎ目など処理が必要な課題をひつずつ解決して構図を作っていきます。結局練習電はないまま本番を迎えましたが、まずまずの出来。後ろパンに架線が被るのはどうしようもありませんでした。側面も陰らず、俯瞰撮影以外では、この遠征一番のあけぼの走行写真となりました。釜はビストン運用で双頭釜139号機にあたり、こちらも思惑通り。無難な画ですが、費用と時間をかけて遠征に行ったらやっぱり1枚ぐらいはこういうのもしっかり撮って帰ってきたいですね。
このあと、貨物撮影に向けて、小高い所から俯瞰できるという撮影地を探しに移動しました。
2013.07.29. 鶴形 - 富根 2021レ
Nikon D700 ED AF NIKKOR 80-200/2.8D
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