秋の青空・湖西を駆け抜ける列車

EF510-6を撮影後は、高速で京都東I.C.経由して湖西道路を北上して鵜川へ向かいました。目的はパーイチ代走の3096レと11両へ増結された日本海です。
今日は朝から青空が広がり、紅葉も上から始まろうかという比良山系もきれいに出ています。なかなかの好条件。稲刈りは十に終わっており、今回は棚田よりは空がメイン。大きく入れてフレームを作ると雲一つない空となったので、標準レンズ広角よりで、空の大きさと編成の長さを強調して撮影することにしました。ＰＬフィルターもかまして空の青さをさらに強調してみます。これだけきれいな空が広がると列車は脇役ですが、パーイチ釜なので、存在感は期待できます。

貨物はコキ20両程度ですが、長さがいまいち掴めません。あまり長いと集落の家に後部が隠れてしまいます。よくわからなないので、広めにセットして待つ事にしました。
定刻に遠く近江高島方向から築堤の上を列車が近づいてきます。思ったよりも短く、集落に掛からずに編成がすっぽり築堤の上に収まりました。目立つ雲もわかずに青々とした空のしたを駆け抜けていきました。顔は日が射さないので黒くなってしまいますが、側面には良い光が射して輝いています。
写真はトリミングして集落を外しましたので、トリミング後の画角は異なります。

気を良くして日本海を待ちます。9両の撮影を参考に構図を作っていきます。折角の増結編成なので、「長さ」を強調したくなり広角よりで構図を作る事にしました。準備万端で列車を待っていたのですが、次第に目立つ雲が流れてきてしまいました。どうせなら秋らしい「うろこ雲」なんかだと良かったのですけどね。
この日の日本海はトワ釜先頭でやってきたので、釜は背景の山にやや埋もれ気味です。のびのびと築堤に広がる編成はの長さは表現できているでしょうか。


いつもここで撤収なのですが、少し前に、大河ドラマ「江」のHMを付けた223系が北上していく姿を見かけたので、折り返してくるのを待ちます。
今回は編成メインでなるべく聞く撮影してHMがわかるように撮影することにします。暫くすると新快速表示でHMを付けた編成が下ってきました。


2011.10.16 8:41 近江高島 - 北小松 3096レ
Nikon D700 ED AF NIKKOR 28-70/2.8D 31mm（参考値） f6.3 1/1000sec ISO 400 PL

2011.10.16 9:12 近江高島 - 北小松 4002レ
Nikon D700 ED AF NIKKOR 28-70/2.8D 35mm f5.6 1/1250sec ISO 400 PL

2011.10.16 9:26 近江高島 - 北小松
Nikon D700 ED AF NIKKOR 80-200/2.8D 80mm f8.0 1/800sec ISO 320