monmon photo
日頃撮影した写真の記録。鉄道中心に。

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小湊鉄道で非自動閉塞をじっくり見学した後はいすみ鉄道へ。今回の主目的である、引退発表のあったキハ28とお別れをしに行きます。
いすみ鉄道で奇跡の復活を遂げたキハ28ですが、最近はキハの運転本数も半減し、「延命」に入ったのかなというような動きを見せていました。検査資金は募れば集まるのかもしれませんが肝心の部品がもうどうにもならないのかもしれません。
キハ52とペアを組んで走っていましたが、今後はキハ52単行での運行はおそらく続くものと思いますので、そこはひとまず期待したいところです。

以前は午前中から2往復半ぐらい走って撮影機会も多かったのですが、今回は1往復のみ。しかも撮影日は出張に合わせてとなるため選ぶことが出来ずにHM掲出の状態。キハ58・28の末期を見てきた自分としては、急行運用もありましたが、はローカル運用の方が身近であり、いすみ鉄道の風景はローカル運用がぴったり。

まずは102Dを普通列車として運行している区間で。グネグネと線路は曲がっているため、場所を選べば度の時間帯でも順光になる角度はあるのですが、実際に撮影できそうなところとなると限られてきます。今回は俯瞰せずに接近戦で数を稼ぐ方を選択し、撮影地を考えます。正午過ぎの上り列車で順光で撮れそうなところということで、選んだ場所は西畑近くの撮影地。以前は線路端まで行けたようですが、地主とトラブルがあったとか。どうして我が物顔で無茶するのでしょうか。現在は道路から俯瞰撮影のみ可能です。
隙間的に2両は十分入るのですが、編成が切れないかちょっと緊張感の残る長さなので、落ち着いて撮影するためトリミング前提で構えます。引退アナウンスもあってか、周囲にはほかに2組程度の撮影者が見られました。撤収を考え、ビデオに三脚と手持ちで撮影のスタイルとします。列車は思ったよりの速いスピードでやってきたので、余裕を持たせた撮影で正解でした。天気はよく、まずは気持ちの良い順光写真で幸先の良いスタートがきれました。
それにしても、キハ28の車体には結構錆が浮いています。週に5日はお休みしていても、潮風の吹く大原まで乗り入れているため錆は強く出るのかもしれません。

追っかけを開始すると、流れに沿ってゆったり走っても追いついてしまえるのがローカル線撮影の嬉しいところ。予定外に東総元の手前で追い越してしまったので、光線度外視でボーナスステージへ。ド逆光なので撮っただけではありますが、1枚稼げました。


続いて、大多喜で急行へ変身する間にショートカットして当初予定していた有名ポイントへ。時間的には正面へのライティングが厳しいのですが、予定していた横構図では沿線の雑草が激しいため構図が取れず断念。急遽寄って縦にしますが、今回はフル装備ではないためレンズの長さが足りず中途半端な感じ。でも、通過時刻が迫っているため仕方ありません。消化不良の1枚となりました。


次は国吉の停車で先行できるため、新田野駅手前からカーブを横構図で。ちょっと下がカツくなってしまいましたようやく納得の被りつきが撮れました。


最後は惰性でダラダラ追いかけ。あてはなく、復路の撮影地を考えつつ、チーズ俯瞰のあたりへ行ってみようと細い路地を走っていると、急に踏切が閉まったので急いで路肩に停車しカメラをつかんで出ると、すぐにやってきたため何とか1枚。おまけのおまけです。


2022.07.02. 102D いすみ鉄道

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