 ３回挑戦して、発電所定期点検、発電所故障、釜故障と理由も様々に３回とも運休にあたってしまい撮影できなかった岡見貨物は、私にとって最も難関の撮影対象でした。山陰の海岸沿いを走る列車を撮影するべく、下見も十分行っており来たるべき出撃を夢見ていたのですが、残念ながら新聞に廃止見込みの報道が上がってしまったようです。
今年はJRからの正式発表以前に記事になる廃止見込みのニュースが多いですね。それだけ皆の関心事になって来ているのでしょうか。今回は荷主である電力会社への取材で、輸送契約を更新しないという内容でした。ま、普通に考えて、輸送経路の復旧のめどが立っていないのですから当然の結果と言えるでしょう。ただ、美祢線が１年以上復旧にかかったにもかかわらず待ってくれたのに対し、今回はもう待ってもらえないようですね。これだけ度々運休ではこれも仕方ない事でしょうか。発電所自体も度々不具合で停止しているようであり、現在も稼働していないとの事。これも理由かもしれませんね。
風光明媚な景色の中を走る原色凸重連を撮影できずに終わってしまったことは、重ね重ね残念です。
また、不要となった釜と貨車の今後の動向も気になります。釜は稲沢に転属して，関西線の重連活にどんどん入ってほしいですね。原色機の割合が増えると、原色重連の確率が上がります。貨車は「UBE」のロゴを消して東藤原～碧南市の輸送に活用されるのでしょうか。２０両以上ある貨車の転属回送なんかも楽しみになってきます。
これまでの空振り出撃のうち、何とか美祢周辺で撮影した写真の中から、惜別の思いを込めてお蔵入りになっていた写真を上げたいと思います。
前日は、釜不調で突然の運休で空振りに終わった美祢への釜回送列車。翌日も再挑戦のため同じ場所に立ちました。前日よりも天気は悪かったものの、定刻に踏切が鳴り出し一安心。金色の稲穂広がる築堤を原色凸がやってきました。まだまだ暑い９月上旬のためか、運転席の窓は全開でした。
凸単回が美祢に到着すると、スイッチャ―に引かれて午後の搬出がはじまります。ホキが定位置につくと、変わって凸が動き出し、操車係と息ぴったりで連結作業が進んでいきます。広いヤードに2編成はさびしいですね。しかし、ついにもう使われることが無くなってしまいました。
なお、ソースはこちらです。（一定期間が過ぎるとリンク切れになるだろうと思います）
http://www.minato-yamaguchi.co.jp/yama/news/digest/2013/1213/1p.html
2012.09.03. 美祢
Nikon D700 ED AF NIKKOR 80-400/4.5-5.6D
2012.09.03. 厚保 - 四郎ヶ原 単973レ
Nikon D700 ED AF NIKKOR 80-200/2.8Dha
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一度も撮影に行ったことがなく、このローカルさは気になっておりましたが、廃止の方向ですか！
近かったら撮影しに行きたいけれど、遠いので諦めになりますね。
DD51 国鉄色 何度見てもいいですね。
コメントありがとうございます。
現在は、山口・山陰線の水害および発電所故障による発電停止により運休しているのですが、そのまま廃止という事になるようで、もうすでに雄姿を見ることは出来ない状態なのです。
運用離脱した門司区の凸、今の８５３号や８５２号のように愛知区に来てほしいですが、両機は次の全検はありませんので、補充用に何両かは来るかも知れませんね。
こうなると、新山口運転区常駐の１０４３号に臨客や工臨で１日も長く生き残ってくれることを願いたいです。
いよいよ最後の砦となる稲沢でどれだけ活躍してくれるかに期待です。以外と近場に砦があるのはありがたいですね。
また、西日本では以外と原色凸がまだ頑張っています。
どちらもしっかり記録していきたいですね。
解像感がハンパないです。
上手い人が良いカメラで撮影すると、こんなキレイに
撮れるんですかね。
コメントありがとうございます。
blog上での画像の解像度の良し悪しは、圧縮方法に依存するところが大きいのではないかと思います。
私は「縮専」というフリーソフトを使用していますが、いろいろ試した結果、これが圧縮後も一番シャープに見えるように思います。よろしければお試しください。
技術・機材に関しては、アマチュアの趣味ですし、デジタル専用のレンズも持っていません（古いレンズばかりです）ので、知れています。
また、お立ち寄りください。