monmon photo
日頃撮影した写真の記録。鉄道中心に。

個人的な範囲以外での画像の無断使用を禁じます。
 



先のダイヤ改正で引退した413系ですが、えちごトキめき鉄道へ譲渡され、松任で急行色へ塗り替えられた4両が納車された際、EF510-510牽引の仕込みで盛り上がったことが記憶に新しいですね。
喜ばしい話に水を差すようですが個人的な思いとしては、時期がうまく合えば413系ではなく169系や475系も生き延びることができたのではないかと残念思います。私からすれば413系は急行型というよりも、113系などと同様の近郊型電車です。デッキがあり、車両両端の2扉の正真正銘急行型が生き延びてくれていればこれ以上の喜びはありません。おそらく同じ思いなのでしょうか、急行型から改造した1両と編成を組み替えて使用されるようですね。

生き延びた4両以外はすべて松任で解体されるものと思い込んでいたところに舞い込んでいた吹田への回送列車。どこか西の方で引き取り手がついたのかと思いきや、噂によると輸送費をプラスしても費用が安くつく吹田で解体するためだとか。差額は企業の体力からしたらそんなに大きくはなさそうですが、処理する両数が多いことからそれなりの額になると判断し、手間をかけて輸送するようです。コロナ渦でなければ手間を考えれば無視されていたであろう差額も気になるほど経費節減に努めなければならない現在の台所事情を垣間見た気がします。

そのような事情で発生したらしい回送列車ですが、西日本は双頭連結器を持つ機関車を持たないため、クモヤを挟んだ編成で運ばなければなりません。パーイチではなく凸牽引の編成で赤+青+朱色の変わった編成で運ばれてきます。
早朝の湖西線を上がってくるスジですが、この時期なら5時を回れば日が差してきます。今回は久々に鵜川へ出撃することにしてみました。

5時過ぎに撮影地へ到着すると、すでにかなりの車と撮影者の数。近くには止められそうになく、坂を上がって線路の西側までいき、駐車スペースを確保。今回はかぶりつきというよりも側面ギラリ(面はつぶれるため)ねらいのためキャパは多く(人気は線路よりのハイアングルのようでした)、立ち位置は難なく確保できました。

カメラをセッティングしてしばらくすると真緑113系8連がやってきて構図の確認。色はともかく113系で試し撮りとは贅沢なという時代になってしまいました。


良好なギラリを確認し、通過時間によりギラる位置を予想して構図を修正し列車を待ちます。
天気は上々で遮る雲がない中、列車がカーブの向うから顔を出して近づいてきます。長年の働きを労うかのような朝日を浴びて車体をギラつかせながら通過していきました。TOPの画像の前のカットをトーンカーブを調整してよりギラリを強調してみました。


後追いは、手持ちのスマホで。バリ順となるためスマホでも十分な画が得られました。朱色がばっちり出ています。


欲張って、さらに望遠で。


まずまずの出来で上々の朝練となりました。

2021.04.22. 近江高島 - 北小松 配9564レ
Nikon D7200 AF-S NIKKOR 70-200mm ED VR II/2.8D

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


« 今年は速く過... 今シーズンは... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。