monmon photo
日頃撮影した写真の記録。鉄道中心に。

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新年は4日から開館する梅小路蒸気機関車館に4日夕方に家族を連れていってきました。
駅前のショッピングモールで買い物を終えると、ちょうど15時ごろ。今日は人出が多いので臨時運転があると見込んでの入館でしたが、着いてみるとスチーム号の最終運転に滑り込めるか微妙な時間。ダメもとで館内の切符売り場へ行ってみるとまだ開いており、あと数名とのこと。次の家族連れでsold out。間一髪で乗車する事が出来ました。

この日はC62-2号機の牽引。1昨年の秋に久々に構内運転復帰した時にわざわざ見に行くほど私が好きな形式ですが、撮ってばかりで実はスチーム号としては初乗車でした。最後に列車に乗り込んだのですが、釜に近い側になぜか空いていたのでありがたく着席。大きな汽笛1発後にゆっくりと後進開始。動いているC62に乗っているのだなと感動に浸りつつ、釜の挙動の観察を行います。トロッコクラスの軽量客車2両を徐行で推進&引出しするだけで明らかに力を持て余した運転ですが、その一つ一つの音を楽しみながらでしたが、体験乗車はあっという間に終了。

終了後は、入庫準備にすぐかかります。転車台に乗って、サービスの2回転後は給炭線へバックで進み停車。足回りの点検を行いつつ、車上に乗った係員が指示を出して、パワーショベルで炭を積み込み、消防ホースのような太いホースで給水を行っていました。ゆっくり停まって作業をしているので、釜の回りを回っていろんな角度から撮影。人が多く、部分撮りになりますが、これがこの日一番気に入ったカットになりました。


積み込みが終了すると、再び転車台に向います。この頃にちょうど釜に夕日が当たり、ちびっ子たちに手を振りながらゆっくりと転車台に向かう側面がギラリと輝いていました。アンダーに絞ってギラリを強調し、機関士さんをシルエット風に。
転車台ではまたも大サービスの2回転の後、倉の中に入ってこの日の運転が終了しました。


この日の目当てはこれだけではありません。例年、静態保存釜も頭出し展示をするのですが今年は、HMレプリカが取り付けられるとの事。ものによっては梅小路で保管されている本物が付くサプライズもあるかもしれないと淡い期待を抱いていましたが、カラープリントのレプリカオンリーでした。宣言通りですからそれでいのですが、遠目にみるにはいいかなという程度。数はないかもしれませんがぜひ一度本物取付を企画してほしいですね。
でも、レプリカと言えど、C62には期待通り「つばめ」のカン。う~ん、素晴らしい。


15時半頃に入館し、ぐっと内容の濃い1時間を過ごして満足すると陽がもうほぼ沈みかけ。寒くなってきたので帰宅しました。
シロクニはやっぱりカッコ良いですね!

2014.01.04. 梅小路機関区
Nikon D700 ED AF NIKKOR 28-70/2.8D

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )


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コメント
 
 
 
つばめマークは似合いますね。 (レイルファンにっしー)
2014-01-22 22:43:08
monさんこんばんは。C62はやはり素晴らしいですね。あの太いボイラは魅力的です。

とくに1コマ目いい感じに仕上がってますね。

全国唯一の稼動C62としてこれからもスチーム白煙を噴き上げてほしいですが、転車台シーンは入館客の人たちが写り込んでしまって難しいのは私も同感です。

限定抽選で少人数の梅小路撮影イヴェントとかあったら行ってみたいものですね。
 
 
 
レイルファンにっしーさん (mon)
2014-01-24 11:12:52
こんにちは。
いつもコメントありがとうございます。
1コマ目はうまく夕日が射してくれて、ナンバープレート中心にいい色になってくれました。機関士さんの手がうまく浮かび上がるとなおよかったのですが。
博物館併設になるとさらに込むようになるでしょうね。確かに立ち位置を決めた撮影会など企画してほしいですね。
 
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