ごまめ自家製焼きそば・868~2023.04.21
“五目あんかけ焼きそば”
堅麺のあんかけ焼きそば。ホットプレートでテコを使って押さえながらバリバリに硬く焼く。そこに豚肉、海老、白菜、にんじん、しめじ、ピーマン、そしてうずらを使っての五目あんかけを掛ける。この焼きそば、時間が経ってもいつまでもバリバリで美味しい。これは、イケまっせ。
ごまめ自家製焼きそば・868~2023.04.21
“五目あんかけ焼きそば”
堅麺のあんかけ焼きそば。ホットプレートでテコを使って押さえながらバリバリに硬く焼く。そこに豚肉、海老、白菜、にんじん、しめじ、ピーマン、そしてうずらを使っての五目あんかけを掛ける。この焼きそば、時間が経ってもいつまでもバリバリで美味しい。これは、イケまっせ。
ごまめ自家製うどん・867~2023.04.21
“わかめとたけのこのおうどん”
旬のたけのことわかめのうどん。昨晩筍を茹でたので、それをおうどんに。旬のわかめと一緒にあっさり目のおうどんに。九条ねぎも入れての京風のおうどんでおます。
☆☆☆
「牛と街灯・3」で買った最後の五冊目の本。
女性の情念みたいのものが湧き出してきて、最後には居心地が悪くなってしまった一冊。でも、それも人生、そのものが自分自身とすれば、素直な短歌ばかりです。
思い出が多すぎるから置いていく誰か使ってくれればいい傘
コール音だけであなたが生きていることを確認する月明かり
新聞広告欄に載るような本を読む人でしたあなたは
過去形にすれば事実になるらしい あなたのことが大好きでした
好きな人の好きな人はすぐに分かるあたしを好きなきみとおんなじ
出会わなきゃよかったなんて出会わなきゃ思えないこと 君が好きです
なくしたい過去もあるから人生はルーズリーフで管理している
切り花は枯れるからいい二週間くらいだったら大事にできる
気づかないうちにできてた青アザのようにあなたの記憶になりたい
つめたかった 雨が降っていただけなのか泣いていたのか分からなかった
積読も捨ててしまえばはじめからなかったことと同じになるの?
花言葉知らずに渡す花束の無責任さを許してほしい
現実と夢のちがいが分からない多分しんどい方が現実
どしゃ降りになったら傘を差せるのにどしゃ降りにならない私たち
歌集「こい、きおく。」尾崎飛鳥
ごまめ自家製パスタ・866~2023.04.20
“マッシュルームだけのパスタ”
ミニマル料理の、“マッシュルームだけのパスタ”を、しかしマッシュルームの量が少なかったので、アスパラガスを足して炒める。味はバター中心にできるだけシンプルに仕上げる。でもマッシュルームってあまり味がしないですね。
☆☆☆
これも、「牛と街灯・3」で買った歌集の中の一冊。
若さがあふれる歌ばかり、でも本の前半の方が好きな歌が多いようです。
鉛筆は折れても使い切れるのに僕は折れたら使えなくなる
レジ袋辞退でポイントプレゼント! 5ポイントでレジ袋を進呈!
遺書以外残せるものが何もないせめて読んだら笑ってほしい
勢いで仕事を辞めた翌日のこんなに鮮やかな行き止まり
コンビニで酎ハイを買う 空き缶を同じコンビニまで捨てに行く
優/良/可/不可で分類されてゆく量産型の僕たちの価値
僕以外全員に台本があり僕だけ下手なアドリブをする
あなたから愛を発注したくせに今さらキャンセルなんてしないで
もうこれでおしまいだねと呟いてきみをゆっくり過去形にする
誕生日でも残業は発生しコーヒーだけがあたたかい夜
神なんて信じていない 人間の間引きがあまりにも下手すぎる
夢でしか会えない人と気が付いて正しい朝に少しだけ泣く
A君が時速5キロで15分歩いた夜の孤独を述べよ
歯車に砂を噛み込むようにして誕生日じゃなくても歳を取る
走馬灯の途中ですがここからは有料会員のみとなります
恐竜が鳥の祖先であるようにきみはヒトより天使に近い
ただそばにいてくれないかこのタダは後日請求してもいいから
落書きのような記憶のゴミ箱に気付けばきみの似顔絵ばかり
もう二度と届かないこと前提で書いた手紙が会心の出来
歌集「ゲートウェイ・ドラッグ」若杉有紀
ごまめ自家製そば・865~2023.04.19
“きざみそば”
今日は、TableMarkの冷凍麺“日本そば”を初めて使ったけれど、細くてコシがあって旨い。これは使えます。薄揚げをトースタで焼くと、ムダな油が落ちて逆にお出汁を上からかけたときにいっきにシュンで揚げさんが美味しくなる。今回は歯応えを考えてネギではなく水菜を・・これも上手くいって、美味しいおそばに・・・上出来の一杯でおました。
☆☆☆☆
ミニマルとは、最小限の意味。凝りに凝った料理ではなく、美味しくいただくための最小限の料理の仕方。でもけっして手抜きではなく、最小限の調味料で確実に一生作り続けることのできる味。そこに我が家のあじ、自分の味が存在します。
そんな料理の基本を見直すことができる本です・・・いま、図書館の本なので、BOOKOFFに注文しようかどうか悩んでおります。
忘れないように、各料理のタイトルだけ書き記しておきます。
「究極にミニマルな、なすの醤油煮」「ミニマル麻婆豆腐」「学生ステーキ」「ミニマルポテトサラダ」「トマト卵炒め」「シチュー」「東海林さだお式チャーシュー」「ミニマルラーメン」「ミニマル焼売」「しっとりサラダチキンと鶏スープ」「30分チキン」「野菜のミニマル箸休め」「野菜の蒸し煮」「タレ、ソース、ドレッシング」「ミニマル洋食・クラッシック」
「だけスパ」だけは必ずつくろうと思っているんで詳細も明記、ピーマンの「だけスパ」、ほうれん草の「だけスパ」、セロリの「だけスパ」、玉ねぎの「だけスパ」、マッシュルームの「だけスパ」、概念明太子の「だけスパ」、伊丹十三式アルブッロ、擬縮ポモドーロ、しばらくはパスタとなればここのをつくりますよ・・・。
さっそく「セロリだけのパスタ」作りました~よ。
ごまめ自家製らーめん・864~2023.04.18
“中華そば”
インスタントながら、魚介豚骨醤油の中華そば。麺ももちもちの太麺。たっぷりの野菜を炒めてのトッピング。キムチも載せて美味しい一杯、旨い。
☆☆☆☆
この本も「牛と街灯・3」で買った歌集。やはり面識のある宇野なずきさんの第二歌集。やはり第一歌集に続いて、どこか世の中からはみ出て暮らし難さをひそひそと小声でつぶやく。
ベランダが花で汚れる はじまりの予感を雨が連れ去っていく
楽しみにしてた映画がそんなにで座椅子の座り心地が悪い
雨じゃないですよって教える癖で日傘の人に嫌われている
生きるって何って聞いても答えない全知全能の神のくせに
関係のない人間が逃げろとか負けてもいいとか言う相談所
はてしない人ごみわたしが混ざっても品質に影響ありません
ウルトラレア スーパーレア レア レアであることを誇りにしてはいけない
眠れないコンビニたちが信号を挟んで交わすひそひそ話
身を削ることでどうにか立っている足元に真っ赤なかき氷
前任の担当者から引き継いだ遺伝子を捨てようとしている
エアコンを掃除できずに迫る夏フィルターには去年の溜め息
同じ窓を見ていたはずの終電で反対側のドアが開きます
お会計ちょうどですね、で握り潰されたレシート見送っている
勘違いさせる温度でカフェオレはまるで幸せみたいな湯気を
午後は雨 折り畳み傘持ってきた あなただけでも助かりなさい
なんでって問いかけてくる脳いつも解答用紙を白紙で返す
人間は忘れるように出来ているらしいはやく人間になりたい
予約してないんですが今からでもすぐ狂えます? はい ひとりです
石橋をダイナマイトで爆破しろ危ない橋を走って渡れ
人間の三大欲求 生と死とあとひとつはなんだったっけ
原石は磨かれることなく胸の奥でゆっくり価値を失う
「花で汚れる」・宇野なずき
ごまめ自家製パスタ・863~2023.04.17
“セロリだけのパスタ”
先日読んだ「ミニマル料理」の中の、セロリの“だけパスタ”を早速作りました。料理本を読んだら美味しそうなのは忘れない前に必ず一品か二品は作る、それが美味しかったら本代は返ってきたようなものです。
今回は、だけシリーズの“パスタ”で、まずはセロリでつくりましたが、ベーコンが残っていたので少し入れて、基本バターだけの味付けなんですが、味見をしたら頼りないので、唐辛子の輪切りと少しめんつゆを垂らす。これでOKで味が締まりました・・・。
☆☆☆☆
これも「牛と街灯.3」にて買った歌集の第二弾。大好きな、谷じゃこさんの歌集。大阪らしい、お笑い、おふざけ、おちゃけ、いちびり、そんな周りを楽しませてくれる歌がいっぱい。この前の「ヒット・エンド・パレード」に続く、もういっちょ、おかわり、の歌集でおます。
世界は一つである可能性 空色を使って海が描けてしまって
春は花開く音してスキップするためだけの公園へ行く
目が覚めて直後眠りにつくことを二度寝と言うよ人間なので
ホームラン打った気分で走ってるわたしにクラクションを鳴らすな
階段を降りたところにたい焼き屋でもそーゆーの嫌いじゃないよ
本当は曲げたらあかん方向へ曲げてばっかりやで蟹の足
赤の色えんぴつと赤えんぴつが同じ待遇ではないように
朝だから朝専用の缶コーヒー買って真面目で本当に嫌
カフェオレが自分をオレと言うことにがっかりしつつミルク継ぎ足す
半券が二枚あっても券にならん どっちも一人で観た映画やし
犬のいる家の向かいも犬のいる家 どちらかが必ず吠える
大阪で生きる 生きると声にしてみればせやなと言う猫の顔
国語辞典 鯖の解説文中に美味とあるのが優れた辞典
確実に届けたいので書留にしておきました送りバントは
「クリーン・ナップ・クラブ」・谷じゃこ
野球に鯖に猫がすきなじゃこさん、わたしはあなたの歌がすき。
ごまめ自家製そば・862~2023.04.16
“天ぷらそば”
今日は、美味しい生麺の蕎麦を茹でて、“天ぷらそば”に。細麺で、茹で時間1分半で硬めで美味しいお蕎麦に。天ぷらにわかめに九条ねぎと豪華に美味しい一杯が出来上がりました・・旨い。
☆☆☆☆
暮しの手帖が、今の暮らしの波長に合ってきたのか、図書館から遡って借りる。今回の本は、去年の年末号(winter 2022-2023 12-1月号)。
やはり気になるのは、料理の記事、そして佐藤雅彦さん、武田砂鉄さん、荻上チキさんとヨシタケシンスケさんの読み物に、すてきなあなたになどのかずかずの随筆の。
どれもが、心温まる素敵な言葉。
年寄りには、ほっこりする文章が並ぶ・・・暮しの手帖、今の私には癒しの雑誌でございます。