人生激場 (新潮文庫) | |
クリエーター情報なし | |
新潮社 |
☆☆☆
三浦しをんさんのエッセイ。
前回読んだ最初のエッセイは「しをんのしおり」でしたが、その本のタイトルに
しをんさんが最初に考えていたのは、この「人生激場」だったとか・・・。
先週、東京、岐阜、金沢への仕事での出張の際、電車の中で読破。
このしをんさん、書いてる内容からは、どうみても大阪のおばさん。
でも、実際は東京生まれで、大阪でも、豊中、箕面、池田、伊丹、西宮あたりの
なんとなくの上品さはちょっぴりあるが・・・・。
下ネタ大好き、好きなサッカー選手を映さないとNHKに怒り、
免許書の更新案内の手紙の、更新手数料の表示の不親切にいかり、
「世論」を「せろん」と読むべきところを、NHKさえ「よろん」と読みだしたと
街行く若い男女にも、苛立つ・・・、
読んでいるとこちらまで、世間様に苛立ち、言葉遣いまで悪くなる。
丁度、帰りの快速の中、四人掛けの私の前の通路側の席が一つ空いていて、
USJ帰りのカップルがそこへ、やはりレディファーストで女性が座る。
静かだなと、この本から目を上げると、左手どおしはしっかりとつながれている
しかし、各々の右手にはスマホが、片手でずっと器用に操作を続けている。
カップルなら喋れよ・・・、電車の中で遠慮するなら見つめ合えよ・・・。
スマホで愛を語ってるなら、多少顔を上げて見るやろうし、
ゲームでも対戦してたら、対戦相手と手を握りあってる場合とちがうやろ、
おい、カップルさん仲が良いなら、オジサンにも解るように、いちゃついてくれよ・・・。
おじさんは、この本を読みながらも、其方が気になりだして、前に進まないやんか、
どうしてくれんのや・・・・快速が止まる前の駅で、通路越しの席が空くと
男の子、さっさと手を離して座る、(おいおい、やっぱり座りたかったんや)。
ああついに、おじさんが降りる駅が最寄の駅が来てしもうた・・・。
おじさんが座ってた、向かいの席に男が座りなおすのか、それともそのままなのか。
思いと違う行動をとるカップルに、出張の疲れが、ドッとでた、
関空快速の車内でおました・・・・・で。
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