ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話と大好きなうどんを中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

小説古今亭志ん朝~金原亭伯楽

2016-01-19 06:54:32 | 本の少し
小説・古今亭志ん朝―芸は命、恋も命
クリエーター情報なし
本阿弥書店

☆☆☆

志ん朝さんの弟子ではなく、兄さんの馬生さんの弟子の金原亭伯楽さんが書いた本。

小説とうたっているので、すべては本当の事では無いと思って読まなければですが、
落語に関すること、芝居での三木のり平さんとの絡み、
すべて他の本で知っていること、となればすべて事実なのか・・・・・。

この本で一番興味をもって読んだのは、
独身の時の“時子”さんと、結婚後に出会う“恵美”さんとの恋模様。


でも、二人しか知らないことも多く・・・・、

志ん朝さんが自らしゃべったのか、一番気心が知れた伯楽さんだけは
近くにいてそれとなく知ることとなったのか・・・・・・・。

謎に包まれた真実、それ故に、小説としたのか。


芸は命、恋も命。

いずれにしても、人の秘め事は興味そそります。


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