ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話と大好きなうどんを中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

2019年・ごまめの本の少し・BEST30(下期)

2019-12-30 13:14:15 | 年間BEST・・・・

「短歌ください・vo3」・穂村弘
(2019.07.11)

「短歌ください」の最新版。短歌をかじりだしてから、
この本に掲載されてる歌の切り取り方に感心。
私との、次元の違いに、逆に打ちのめされる状態で・・・・・・。


「達人シングルが語る・ゴルフ上達の奥義」・山口信吾
(2019.07.01)

アマチュアのシングルプレイヤーのお話。
それも関西のゴルフ場をホームコースにされている方が多く親しみを感じる。
ブログには、13の気になること、実行したいことを書きましたが、読み返すと何一つ実行されていませんでした・・・・反省。


「つぎの物語がはじまるまで」・天野慶
(2019.08.10)

「ウタノタネ」で短歌づくりでたまに読み返している、天野慶さんの歌集。
牛隆佑さんと共に、NHK短歌のテキストの歌人紹介のコーナー担当。
身近に感じる、歌人さんのお一人です。


「ブとタのあいだ」・小泉吉宏
(2019.08.12)

小泉吉宏さんの本。人の心のあり方。「ブ」と「タ」の間に何があるか。
「表」と「裏」、「右」と「左」、「好き」と「嫌い」、の間に何が・・・
何も無いと言えば無いし、あると言えばあるし。
それを見極めるには、こうあるべき、こうすべき、と決めつけないこと。

「辺境ラジオ」・内田樹・名越康文・西靖
(2019.08.20)

ラジオの深夜番組「辺境ラジオを文字化したもの。
「この番組は、アメリカや中国ではなく日本、東京ではなく大阪、
テレビではなくラジオ、すなわち中心ではなく端っこだからこそ見える
ニュースの本質を語りあう番組です」。をコンセプトに作成。

立ち位置がはっきりしている分、清々しいです。

「きみの言い訳は最高の芸術」・最果タヒ
(2019.0917)

最果タヒさん、初めて知ったお方。  随所にはっとする言い回しフレーズがある。
もともと詩人さん。言葉を操る。・・・・・・言葉はきみの生中継。
刺激になるお方発見です。

「たとえる技術」・せきしろ
(2019.10.01)

「たとえる」と、一瞬にして、目の前の世界が変わる。
短歌をかじりはじめて、表現の幅、ボキャブラリィの無さに焦っている日々。
そんな悩みを解決してくれそうな、せきしろさんのこの本。
本棚に入れるのではなく、机の傍に置いて、辞書代わりに手垢がつく本に
なりそうです。

「妄想国語辞典」・野澤幸司
(2019.11.05)

言葉のもっている世界の拡がりを感じさせてくれる本。
短歌にも、落語にも、つながる、クスリと笑える本。
言葉の後に続く「意味」、これってまさにオチであります。

「たましいのふたりごと」・川上未映子・穂村弘
(2019.12.02)

このまえ、toibooksで買った本。
川上未映子さんと穂村弘さんが、78のお題について語りあう。
未映子さんの自由さが全編に凛とした風を起こす。


「コンビニに生まれかわってしまっても」・西村曜
(2019.12.08)

西村曜さんの歌集。
才能が満ち溢れている歌ばかり、すごく日常に寄り添いながら、
視点の違いでこれほどまでに、新鮮に風景が見えてくる。

“SHIGA TANKA”でお会いしました。
才能、センス、輝いておられる素敵な方でした。

「これはただの」・千原こはぎ
(2019.12.10)

大好きな歌人。・・・・・・千原こはぎさんの最初の歌集。
せつない恋の歌、それも受け身で、揺れ動く心の襞を詠う。

実際、ご本人さんに会って、思い通りのふわりとした女性、
ますます歌が染みてきます。

大好きなこはぎさんの歌
背伸びしてすべての窓にカーテンを掛けて始まるひとりの春は


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

明日は、「2019年・ごまめの落語・BEST30」でおます。





コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2019年・ごまめの本の少... | トップ | 2019年・ごまめの落語・・・B... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

年間BEST・・・・」カテゴリの最新記事