ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話と大好きなうどんを中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

人生最高のクラシック~許光俊

2015-12-24 02:04:06 | 本の少し
人生最高のクラシック (光文社知恵の森文庫)
クリエーター情報なし
光文社

☆☆☆

前回に続いて、言葉巧みに買ってしまうのが、“音楽”本。

今から思えば、16才から36才まで購読し続けたのが、“レコード芸術”。

宝塚の実家から、南港のマンションへ引っ越ししたとき、
何個も続くその箱の重さに思わず、引越し屋さんに「これ、なんですの」と
聞かれてしまった代物。


その後は、この本の著者である、許光俊の辛口の本を読むぐらいで、
CDを新たに買いたくなるという衝動は抑えられていますが・・・。

この「人生最高のクラシック」、これには心躍らされないのですが、
中のタイトルは魅力的・・・

第一章、理念のバロック、官能のバロック、退廃のバロック
(リヒター、パイヤール、クリスティ)
第二章、東西武闘派対決
(ショルティ、スヴェトラーノフ)
第三章、岩のブルックナーと絹のブルックナー
(マタチッチ、レーグナー)
第四章、明晰という美徳、または地中海的リアリズム
(マルティノン、ベルティーニ)
第五章、日本で燃え上がった二人の巨人
(クーベリック、ムラヴィンスキー)
第六章、これを聴きもらすのはもったいない
(アーノンクール、ケーゲル、ザンデルリンク、セル、バティス、バーンスタイン、ベーム)

には、充分心を揺さぶられ、魂が抜かれそうでおます。

でも、マニアックな指揮者ばかりでおますが、手元にあるCD
ひっぱり出して、聴きはじめています。

まずは、スヴェトラーノフでカリンニコフの交響曲第一番、二番から・・・。

まあこのての本の良さは、埋もれているCDが再聴できることですかな。

やはり、セルのドボルザーク「スラブ舞曲」ははよろしおますな・・・・。


にほんブログ村に参加中。
クリックで応援、よろしくでおます。
↓↓↓


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« さおだけ屋はなぜ潰れないの... | トップ | たった3行のシンプル手紙術... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

本の少し」カテゴリの最新記事