神楽坂謎ばなし (文春文庫) | |
クリエーター情報なし | |
文藝春秋 |
☆☆☆
あの神田紅梅亭寄席物シリーズの愛川晶さんの新刊文庫。
今度は、出版社に務める31才の女性編集者が主役。
生死さえ不明だった実の父親が健在でいて、しかも危篤状態と聞いて
病院へ行けば、実は寄席の席亭で、暫くの間、席亭代理を務めてくれと・・・。
ここからは大好きな、楽屋裏のハナシ。
「色物」「顔づけ」「シバヤの初日」「テケツ」「モギリ」「イチバン(太鼓)」
「オオド」「立て前座」「開口一番」「主任(トリ)」「ロセン」「タレ」
「膝代わり」「タロ」「ワリ」「板付き」「カゼ」「マンダラ」の符丁がでてくるが、
素人の席亭さんに教えるすがたで上手く解説。
そして最後にでてくるネタが「芝浜」と「死ぬなら今」。
これで、三週続けての「芝浜」続き。
「もう、よそう。 また、夢になるといけねい」でおます。
更にシリーズの続編は現在執筆中とか、楽しみですな・・・・。
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