通天閣
西加奈子
ちくま文庫・580円
赤色のカバー表紙の通天閣にほれて購入。
織田作之助賞受賞の、西加奈子さんの大阪の小説。
それも、「通天閣」が舞台。興味深々で、読み出したが、
私が住んでいた梅田とは、大きくかけ離れている。
通天閣界隈で猥雑さと共に生きる人々の、人生の厳しさを垣間見る事ができるが、
でも真の浪速っ子、もっと前向きに笑いをもって、人生を切り開らかなければ。
各章の頭にある、太字の部分、心の奥にに潜む、夢物語か。
この部分があるから、小説らしいのか、はたまたかっこづけの為に足しているのか。
楽しめるようで、楽しめない。・・・心地悪い、小説であった。
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