ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

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第35回・夕陽丘寄席

2019-02-21 20:01:27 | 夕陽丘寄席


第35回・夕陽丘寄席

なんと、夕陽丘寄席、35回目、平成19年のイノシシ年にスタートして、
一回りしてイノシシ年を迎えるとは、継続は力なりでおますな。



夕陽丘寄席の幟

久しぶりなので、どこら辺りか不安げに歩いていて、
大通りからこれが見えるとほっとしますな。


文字通り、高座

背の高い遊喬さんは、頭がつかえそうでおます。

 

一、桂慶治朗・・・・・・・・「ぜんざい公社」

米団治さんのお弟子さん。しっかりと喋ってるんですが、次の台詞がでてくるまでの
微妙な間が・・・・。でも、演じる方が楽しめるようになったら、本物。
でも、最後の最後のオチで、かんだのは、もったいなかったですな。

二、桂福矢・・・・・・・・・・「大安売り」

噺が短めなのか、長め長めのマクラ。
出身の和歌山、箕島のことから、野球解説者の川籐、福本さんの奇天烈ぶり。
噺は、オーソドックスに「大安売り」を・・・・。

三、笑福亭鶴二・・・・・・「粗忽長屋」

難しい噺ですな。こちらの客まで、本人を連れて来るというのに、期待いっぱいにさせる。
熊五郎ののんびり感、あの「長短」の雰囲気があっても・・・。
決して、死んだということを単に気持ちが悪い、調子が悪い程度で本人が納得。
異次元の噺・・・・・。
今迄聴いて、納得したのは、志らくさんと喬太郎さん、いずれも狂気の噺家さんですよね。

四、笑福亭遊喬・・・・・・「除夜の雪」

この頃、初めて聴く落語にワクワク。
この「除夜の雪」も、実は本日初めて、どういう展開になるのかワクワク。
最初は、餅屋問答みたいなぐうたらな小僧のハナシと思いきや、怪談じみて
最後は、堪忍袋みたいな嫁舅の仲違い・・・・・。
最後は教訓めいて、連れあいはお似合いの家柄同士が良いようで・・・
不釣り合いは不幸の元・・・オチは「提灯に釣り鐘」、似ているようでまるきり違う、
「不釣り合いは不縁の元」というのが、今、皇室でも揉めてますな・・・・。
 

第35回・夕陽丘寄席
2019年2月20日(木)午後7時開演
夕陽丘・大江会館

一、桂慶治朗・・・・・・・・「ぜんざい公社」
二、桂福矢・・・・・・・・・・「大安売り」
三、笑福亭鶴二・・・・・・「粗忽長屋」
仲入り
四、笑福亭遊喬・・・・・・「除夜の雪」


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