ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話と大好きなうどんを中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

夕陽丘寄席

2017-06-15 22:52:19 | 夕陽丘寄席

夕陽丘寄席

ほぼ満席、根強いファンができている落語会。


一、桂弥っこ・・・・・・・「いらち俥」

さすが、吉弥さんのお弟子さん。
喋りも、語りも、しっかり、と。

でも、外での商談が続いたのか、途中からウツラウツラ、
客引きが二人目に替って一周回って来るところまでは意識あり、
気が付くと、ここは何処、「箕面でおます」で、ええさすが韋駄天の車引
途中意識させないほど、早かったですな。

失礼しました、弥っこさん、次回はきっちり、聞かせてもらいます。

二、桂福矢・・・・・・・・・「二人癖」

福矢さんの登場。

淡々と進める、福矢さんの落語好きでおます。

お互いの「のめる」と「つまらん」の口癖を止めようと、云ったら罰金。
相手に言わそうと、走り回る。

なんとなく、福矢さんのニンに合っていそうな噺とみた。

ちなみに、東京でのお題は「のめる」、ですな。


三、笑福亭遊喬・・・・・「ちりとてちん」

これまた、遊喬さんの「ちりとてちん」、よろしいな。

オーバーアクションでもなく、それでいて、食べて堪える顔なんぞ最高。

一度、遊喬さんで軽いネタ
「つる」「時うどん」「道具屋」「子ほめ」「桃太郎」など、聞いてみたいですな。

さぞ、味があって、おもしろそう。


四、笑福亭鶴二・・・・・「包丁間男」

「包丁間男」、ネタおろしして間近らしいが、さすが完成度高し。

細かいところでは、どこまで酔ったら良いのか、
また、小唄を唄いながら口説くなんて凄い芸。

酔いっぷりも、小唄も、上手過ぎては頼りない弟分だけに、
ころかげんが難しそう・・・・・・。

難儀なネタ、ですな。

今年の独演会の演目の一つ、
更に磨きがかかって極上になるのはまちがいなし。
楽しみでおますな・・・・。


笑福亭鶴二・独演会
2017年11月5日(日)昼午後1時~、夜午後5時~の二回公演。
淀屋橋・朝日生命ホール



夕陽丘寄席
2017年6月15日(木)午後7時開演
大江会館

一、桂弥っこ・・・・・・・「いらち俥」
二、桂福矢・・・・・・・・・「二人癖」
三、笑福亭遊喬・・・・・「ちりとてちん」
仲入り
四、笑福亭鶴二・・・・・「包丁間男」


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