泣く大人 (角川文庫) | |
クリエーター情報なし | |
角川書店 |
☆☆☆
このまえ読んだ「泳ぐのに、安全でも適切でもありません」に続いて、
今、江國香織さんの本をたて続けに読んでおります。
まずは、「泣く大人」、こちらは日常のこだわりを、趣味嗜好が同じというか、
似ているところが沢山あって、嬉しくなる。
まずは、風呂で本を読むこと、レーズンバターが大好き、朝、昼、晩と聴く音楽を分けている。
くつろぎの時間では、正しい欲望として“食欲”をあげ、お風呂場の旅と称し、“長風呂”を
安心については“犬”がいかに飼主といてるだけでいかに安心できるのかと・・・。
そして達成感のある“小さな労働”机の上の整理だとか、靴磨き、料理とかの単純作業が好き。
何も考えなくて、ただひたすらに作業をする、これってやるべきことを後回しにしながらも、
結構、ストレス解消になる・・・・逃避と解っていながらの作業、まったく同じだ。
ただ、男友達の部屋で述べられている、江國さんの男友達は、到底私には実行不可能なものばかり、
上手な“ほめ言葉”は言えないし、お酒をのんでいて先に帰ることはするな、と。
いい女は男を泣かせるが、いい男は女を泣かせたりしない。
いい男のために、女は勝手に泣くんであって、泣かされるわけではない。
そんな、我儘さがおしゃれに散りばめられている。
だましてください言葉やさしく
ああ、男は辛いなぁ。
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