じいさんばあさん―詩とうたと自伝 | |
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編集工房ノア |
☆☆☆☆
私の愛称の“ごまめ”気に入ってつけたのですが、
後に、“大阪弁で語られるごまめのうた”と出会うのですが、
作者は大阪万博の“世界の国からこんにちは”の島田陽子さん。
この本は、詩集というより、後半の自叙伝が興味ある。
特にご自分でも仰ってるように、11才で移って来て暮らした大阪、
そこでの大阪ことばとの出会いが、今の自分があると・・・・・・。
言葉は音であると、はっきり認識したのは大阪弁によってだと。
今迄書いていた現代詩と並行して童謡、自分の内なる子供の心が
どうしても書ききれない・・・・・・大阪弁で書いてみた。
すると、呆れるほど、自由自在に表現できる。
きつい主張も、大阪弁ならオブラートに包んだ優しいことばに聴こえる。
まさに、そんなうたを一つ
“いううやんか”
いうやんか
やさしい かおして
いうやんか
やんわり きついこと
いうやんか
いうやんか
やきもち かくして
いうやんか
やたらに べんちゃら
いうやんか
いうやんか
やつしの くせして
いうやんか
やらしい いけずを
いうやんか
「大阪ことばあそびうた」より
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