ミラノの太陽、シチリアの月 (小学館文庫) | |
クリエーター情報なし | |
小学館 |
☆☆☆☆☆
感動の一冊、今年も終ろうとしているのに出会えたとは幸せ。
私がこの五年間で出会えた本の中で、“BEST10”、だけ
他の本とは違うところに並べているのですが、
その中でも“BEST3”と云われると、残るのが内田洋子さんの「ジーノの家」。
今度のこの「ミラノ太陽、シチリアの月」は、その続編とでも言うべき本。
エッセイですから、すべて実際にあったこと、経験されたことなんですが、
小説のごとく、ワクワク、ドキドキ、そして登場する人がすべて素敵で感動の連続。
作者の心情は一切明かさないのだが、周りの人の中心にはいつも洋子さんが・・・。
イタリアでがむしゃらに、あるときは能天気のごとく突き進んでいく。
でも、お洒落なイタリアの街並み、お洒落なイタリアの室内、お洒落なイタリアの人々。
読んでいる内に、着ない夏物を、積んである本を、ペン差しの要らないものを、
鉛筆は削るし、終わった落語のチラシはごみ箱へ、しばらく使ってないバックをと、
凛と背筋を伸ばして目につくものから順にお片付け。
ミラノの街はパリと違って小さくて、都会と田舎が混じっていながらお洒落で大好き。
住んでみてのミラノの良さ・・・
・・・・どんなガイドブックよりも、今すぐミラノ街へ行きたくなりますな。
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