恋をしよう。夢をみよう。旅にでよう。 (ブルームブックス) | |
クリエーター情報なし | |
ソニーマガジンズ |
☆☆☆
角田光代さんと言えば、「八日目の蝉ぐらいしか浮かばないので、
このエッセイを読んで、その思っていたギャップに驚きながら、
失礼ながら、日常のその駄目っぷりにすぐに共感。
ダラダラと生きたいながら、売れっ子作家になった現在。
その、本質を変えずに、それなりの生活を装おう生活ぶりが羨ましい。
でも、時として真面目に考え、自問自答している。
例えば、
私が思うに、宗教ってのはこの世のシステムを理解しようとする姿勢だ。
自分の力の及ばない、すべての理不尽を納得したいという希求だ。
私の言う縁(人知の及ばないもの)が宗教を生み出し。その宗教が結婚を
作り出したと考えるならば、そのふたつが結びつかないのは当然、
ということになる。死そのものが。死亡届とも葬式ともなんの関係ないのと同じ。
結婚は縁とは関係がないし、恋愛とも関係ない。
むしろ、一組の男女の意志の相性、意思の相似性に基づく何かではないのか。
・・・・こんなふうに、理解しようとつとめればつとめるほど。
結婚シたくなるのはなぜ。
といいながら、現在、二度目の結婚のはず・・・・・・・・・。
なぜか、世間に馴染めないながら、克服しようではなく、
あえて避けて暮らそうという作者、良きパートナー、見つけられたんですな。
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