人生の醍醐味を落語で味わう (PHP新書)童門 冬二PHP研究所このアイテムの詳細を見る |
700円・☆
第一章・困った人付き合いに効く落語の一言
・・・・・・「道灌」、「厩火事」、「酢豆腐」
第二章・イヤな仕事を楽しむ落語の知恵
・・・・・・「堪忍袋」、「長屋の花見」、「居残り」
第三章・家族の人情を描く落語の名場面
・・・・・・「藪入り」、「火事息子」、「近日息子」
第四章・憧れる?呆れ返る?落語的生き方のすすめ
・・・・・・「芝浜」、「小言幸兵衛」、「碁どろ」
など、帯を見ると、いたっておもしろそうだが・・・・・。
落語の噺の中身を教訓めいたものに置換えて述べているが、
はたして、落語から人生の生き方を学ばなければならないのか。
落語の笑いも、悲しみもすべて人を愛することからはじまる。、
落語の知恵を活かせと、落語的生き方を薦めているが
普段から、落語大好き人間には、教科書としての存在自体が、
ナンセンスなような、説教じみてて、素直になれない一冊である。