ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話と大好きなうどんを中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

仁智師匠の智之介さん応援~常盤寄席

2008-09-19 11:00:51 | 落語
智之介・ひろば・染太・三周年記念扇子


満員の50名。智之介復活祭で大入。
若い女性客、多し。若手の会からか・・・さほどイケメン揃いではないが。


一、桂ひろば・・・・・・・・・・「みかん屋」

台風の中、巨人阪神戦天王山の中、
ようこそのお運び厚く御礼申し上げます。

先日、6日間、こごろう兄さんと、北海道ヘツーリングに行きました。
ブログにこごろう兄さんが、こけて、バイクに傷がついたと書けば、
こごろう兄さんの携帯に心配の連絡・・大反響。
からだはなんとも無いのに、多少擦り傷ぐらいつけんと
大阪ヘ帰られへんと、ヘンな、気遣い。

また、北海道に、地震があると、大阪からすぐさま
私の携帯に、佐ん吉、吉弥さん、そして吉の丞から
「大丈夫ですか」と電話。・・・・・吉朝一門は律儀。
我が、ざこば一門は冷たいなぁ・・・。

そして、ひとつもかかって来ないこごろう兄さんにチョット優越感。

噺は「みかん屋」・・頼りない男が教えられたとおりに
みかんを売り歩くが、人の良い長屋の連中に助けられる。

最初一円で買うたモノ、何ぼ可哀相というても
二円五十銭で買うたるとは・・・昔は良かったですな。
今や、せちがない世の中、商いでも相手を助けるという
余裕は無くなりましたなぁ。

ひろばさんの噺。・・・いつも、しっかり・・・優等生タイプ。
アホがあと一枚、拡がると、最高でおまん。


二、笑福亭仁智・・・・・・・・「ヘイ・タクシー」


智之介さんの復活祭。仁智師匠の応援、飛び入り参加。

まずは、小型飛行機による但馬空港への旅のはなし。

乗り物から、大阪駅で待っている「タクシー」の話ヘ。
「六人乗込んで、無料バスがあると、止めるおばはん」
「四条河原町東入る解りますか、・・・・・・・・
阪急で行くのと、JRで行くのと、どっちが便利ですか」

流すと、
「要領の良い、小学生に騙され」
「お願い4000円で行ってと頼まれ、
着くと、10000円札を出す客」
「酔っ払いで、駄洒落を連発する客」

仁智さん演じるタクシーの運ちゃん。
今日は、ついてないと言いながらの、苦笑いが、かわいい。

次から次へと、パワフルで楽しい客が登場。
お題は「ヘイ・タクシー」か。

仁智さんの、新作古典の名作の数々、
「ハードラック」「源太と兄貴」「スタディ・ベースボール」
聴いて見たいと思っていれば、なんと10月26日
笑いのタニマチで、なんと一挙、4編の一人舞台。
でも、予定が入っている・・・・調整しよう・・できるかな。


三、林家染太・・・・・・・・・・「軽業」

元気はつらつの「とったら、もぎとり」の軽業。

白い孔雀は無し、その替り、へびのおんながアリ。

相撲では、見たり、とったりで、
見たり、吸うたりで、大麻のおすもうさん。

全編、元気良く気持ち好い。
只、力を抜いて、軽ーく、軽ーく。
「軽業」の「軽業」、ノンビリ感が欲しい。
私は、先代の文我さんの「軽業」が好き。


四、笑福亭智之介・・・・・・「死神」

あまりの大入りに、
「今日は、仁智師匠が出られるのを御存知だったのですか」
との、問いに、すかさず「智之介目当てや」の声
「嬉しいやら、プレッシャーに感じますな」と。

病欠で、2回、常盤寄席お休みでした。
病院にも入院してまして、健康の有難み、つくづく感じます。

今日は、病みあがりにぴったりの「死神」を・・・。
健康過ぎて、逆に、死神の不気味さ無く。
「死」への怖さもいまひとつ。

点滴を打ちすぎた、「死神」か。
でも、何の病気とは、なかなか聞きにくいものですな。
でも、健康が一番。
元気、元気、の若さで今後とも、頑張ってください。

最後に扇子に三人揃ってのサイン、頂戴しました。






第40回・常盤寄席
2008年9月19日(金)午後7:00~
常盤漢方薬局ビル5F

一、桂ひろば・・・・・・・・・・「みかん屋」
二、笑福亭仁智・・・・・・・・「ヘイ・タクシー」
三、林家染太・・・・・・・・・・「軽業」
四、笑福亭智之介・・・・・・「死神」
コメント
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