いつものネイルサロン

 

昨夜、シロクマ相方がフィリピンから帰ってきました。

フィリピンの印象は…貧しかったみたいです。

そして治安が悪かった、と。

 

当初、シンガポールエアラインを利用するつもりだった彼、

アテンドしてくださる方に「あのエアラインの発着ターミナル周辺は治安が悪いからやめて」と忠告されて、

別のターミナルに着くエアラインに変更したり、

訪問したオフィスが要塞みたいな建物と警備だったり、

広大なスラム街があったりで、それを実感した、と。

 

フィリピンはかつてアジアでいちばん進歩的だった時期があったとか。

例えば、フィリピン航空。

アジアで初めて国際線を飛ばした実績があり、

日本の某鶴丸も立ち上げのとき、フィリピン航空に研修に行ったり、色々応援してもらったのですって。

それが今のあの国は…。

政治の腐敗と混乱は経済の発展を立ち遅らせ、国を貧しくするのですね。

対岸の火事とも思えません。

 

気分をかえて、フィリピン人に印象のよい国ランキングをご紹介。

1位はインドネシア。

これはフィリピン人のルーツはインドネシアだからだそうです。

2位が…日本！

なぜ？

日本って戦争のことがあるから、アジアでは印象悪そうなんですが。

それに私の子どものころなんて、

じゃぱゆきさん(東南アジアから日本に出稼ぎに来た女性たち。職種は主に水商売)がひどい扱いを受けている、

というニュースも何度か聞いたから、さらに印象悪くなってると思ったのですけれど。

何にしても日本人としてうれしいことです。

 

 

 

さて、本日も日本帰国時のお話を。

興味のない方にはまったくどうでもよい、ネイルの話題です。

日本帰国時に、

いつものネイルサロンへ行きました。

いつものネイリストさんに担当していただきました。

 

前回はシンガポールのサロンで塗ってもらったのですが、

 はがれた3本を同じサロンで塗りなおしたのに、

 またすぐにはがれだし、結局10本全部、取れてしまいました。 

きれいな仕上がりだったのに、1週間ではがれはじめ、

マニキュアと違って、ネイルははがれるときに爪の表面を持っていかれたりします。

紙に貼ったシールをはがすと、紙の表面もはがれてしまうのと似た感じ。

それで元々薄い私の爪は、おそろしいほどぺらんぺらんになってしまい、

顔をぽりぽりかいたくらいで折れるくらい。

年齢とともに肌が硬化して、ツラの皮も厚くなっているとはいえ、それはあんまり。

 

薄爪強化目的なのに、こんなことになるなんて。

この状態で塗って同じことが起きたら、もう薄くなりようのない爪はどうなるの？

そう思うと、よく知らないサロンにいくのはこわくて、薄い爪のまま耐えていました。

爪を使う作業のたび、びくびくする毎日。

 

 

今回、ようやくネイル復活。

爪の状態を見てもらって、厚めに塗ってもらいました。

これで安心して爪が使えます。

 

サロンは夏に繁盛するそうで、私が予約できたのはたまたまキャンセルが入った直後だったから。

空いたのは2時間だけだったので、足だけ、ということになりました。

ところが、そろそろ仕上がりという頃になって、次のお客さまから電話が入り、

車のバッテリーが上がったので1時間くらい遅れます、ということに。

どこまでラッキーなんだか私、

それで手もできることになったわけです。

 

 

今回は手足ともタイダイというデザインだそうです。

　　　　

ポツポツと、違う色を落として境界をにじませて、わざとムラをつくるのです。

夏らしい印象にしてみましょう、ということで、

オレンジ系のピンクを選んで、ターコイズの石を乗せてもらいました。

ネイル反対派の相方も、このくらい地味なら許してくれるでしょう。

 

足はちょっとだけ華やかにしても、目立たないので怒られません。

石の並びはモロッコというパターンだそうです。

爪の面積って本当に小さいのに、色々できるんですね。

 

それから足をトリートメントしてくださったネイリストさんが言うには、

「あまり気付かないと思うのですが、親指の爪が横に波打っています。

これは前から圧迫を受けているからです。

サイズがあっていない靴があると思うんですが、心当たりはありませんか？」と。

 

最近、サンダルやビーチサンダルばっかりで、足を覆う靴なんて履いてない。

でも１足だけ思い当たるのは…最近ずっとサボっているランニングのシューズ。

長い時間走る場合、足が大きくなるのでシューズはワンサイズか２サイズ、大きいものを選びます。

私がシンガポールで履いているシューズは、ワンサイズ大きいだけ。

長く走ると足に違和感があったのは、それでは小さい、ということだったみたい。

さっそく、２サイズ大きいシューズを今回の渡航荷物に加えました。

 

ネイリストさんって、爪をきれいに塗ってくださるだけじゃなくって、

爪の健康状態もチェックしてくださっていたんですね。

感謝。