ぽれぽれ百綴り

犬好きおばさんのんびり雑記。

断食道場でダメな私をリセット-2-

2016-06-25 05:55:35 | たび・現実逃避
イギリスがEU離脱!!

世界に衝撃が走り、人々が固唾をのんで情勢を見守るなか、
話題は自分のこと、自分ちのことだけというちょードメスティックな私。

いいのか、こんなんで?

いや、私は世界を語るより、まず自分を立て直さなくては。

これからどうなっちゃうのかなー、くらいには気にしてるんですよ。

断食道場レポです。


【1日め】
午前中に神戸、三宮から出るバスに乗り、淡路島、五色町にある断食道場へ。


(明石海峡大橋を渡って淡路島上陸!)

海の見える絶景を楽しみ、プチ旅行気分。
到着したバスターミナルにはスタッフの方が車でお迎えに来てくださいました。
私ひとりでした。

彼もファスティング経験済というので話題はそちらに。

私、ファスティング中は時間がうんとあると思って、
カラダを動かせる服やシューズ、
本や勉強道具を持ってきたんですよ。

「うーん、
経験上は無理でしょうなあ。
血圧測ったり、巡回あったり、DVD講座を受けたり、
割とやることがコマ切れにあるんですわ。
それに、
ファスティング中、特に始めはぼーっとしてしまいます。
本を読もうにも頭がまわらないし、そんな気になれませんわ。
それから、外出も運動も禁止ですねん。
ふだんストレス社会にさらされている自分
リラックスさせてあげるのがいちばんちゃいますか」

私…今、ストレスない。

なんか、のっけからダメな私を再認識。

道場到着後、健康診断を受診します。
血液検査、尿検査、心電図、パンツいっちょうでの体重測定。
服を着て全身写真の撮影。


入所中はポットとマグカップ、血圧計と体温計が貸し出しされます。


(トレーのイラストは若かりし頃の道場長、ドクター笹田。
いつもこんな笑顔でした。)





ファスティング中は特に脱水症状を防ぐため、
毎日2リットルの水分を摂るように、とのことでした。
スポーツもしないで2リットル…キツイな。

冷水・給湯器には麦茶やほうじ茶を作れるようお茶パックが置いてありましたが、
面倒くさがりの私はずっとお白湯を飲んでました。

なお、サプリメントのたぐいは一切禁止。
持ってきたお薬はドクター笹田が服用するかどうか決められます。

それが終わるとお部屋に案内されます。

今は入所者がいちばん少ない時期で、十数人だとか。
無職でビンボーな私は最安の5人部屋を申込み。



建物は30年ほど経ってるそうですが、
中身は何度も改装され、最近にも行われたとか。
お部屋はピカピカでした。

私には5人部屋でじゅうぶん。
洗面台もありました。
トイレは共同の各階のを使用。
貴重品は受付で預かってもらえます。
持ってきた荷物はすべてベッド横のキャビネットに収納できました。
室内に書き物をする机がないのが難点ですかね。
オフシーズンだったので5人部屋に女性3人でした。
男性の5人部屋はずっとたったひとりでお使いでした。

施設は建物がふたつ回廊でつながっており、
どちらにもある宿泊室はすべて2階でその数30くらい。
大部屋は3人部屋と5人部屋が数室であとは個室。
個室に入る方が多いみたい。

1階には、ロビー、食堂、男女交替で使う大浴場。


(ロビーの一角にあるDVDは娯楽用。貸出無料です。)

2階にはサークル室や和室、健康相談室、道場長室など。
3階には図書室がありました。


(図書室からの眺めは最高!遠くに海、風車が見えます。)



案内が終わると食堂へ。

お昼ごはんですね!




いきなりファスティングがスタートしたのでした。
ここでのファスティングは食事に替えて、1日3回、100kcal(だったかな)のドリンクを飲みます。

食事量を徐々に減らしていくのかと思っていた無知な私。
心構えができていなかったので、
朝ごはん、もっとしっかり食べておけば…とか考えてしまいました。

これから13食、この食事です。

スキムミルクをベースに甘味をつけてあります。

いちおうメニューもある。


(このフレーバーのわずかな違いが、
これから日々のささやかなヨロコビになるのね←おおげさ)

お風呂は男女交替で各1時間の間にすませます。
これが時間的にキツかった。
同室の方が「お互いのはだかを見ないですむよう、時間割を決めましょう」って提案されたもので。
私、見られても気にしないけどなあ。
ひとのはだかにも興味ない…相手が女性であるかぎりは。
復食3日めまでは湯舟に浸かれない。
だから1時間で3人交代でもなんとか大丈夫でした。


同室の方をサクッとご紹介。

ふたりとも私より10歳年上で既婚、今は無職。

入所理由…
おひとり(Aさん)が、デトックスとアトピーの改善。
怒涛のような数年を経て、心身ともに一度スッキリしたかったとか。
(もらい泣きするくらいの荒波人生でした。すごいわ、このひと。)

もうおひとり(Bさん)が、減量と禁酒、不眠症、
健康診断で指摘された各種数値の改善。
(本人が気になさるほど太ってない。でも数値は青ざめるほど悪いらしい。)

心の病の方にも効果ある道場だから、
そんな方々と同室だったらどうしよう。
そう案じていましたが、杞憂でした。
ふたりとも明るくてとても気さく。
いちばんの危険因子は私だな。
夜中にシロスが起こりませんように。


ファスティングが始まったせいか、
ふだんは摂らない水分を摂りすぎたせいか、
この日はお通じが4回も(!)ありました。
下痢ではなかったです。
のちに、スタート時はお通じが良くなることも多いと知りました。

それにしたって4回って!!
若いときのシロさん並みやん!


(朝2回、夕2回。うんち製造工場の工場長と呼ばれた大食漢のシロさん)

ファスティング、
空腹感でいうとこの日がいちばん辛かったかな。
翌日からまったく感じなくなったのです。
全然おなかが空かない。
意外や意外。

この日だけ、堂島ロール、恵方巻き食べの欲望に駆られました。


(↑これを)

(↓こうやって食べたい!!と妄想)



断食道場レポ、まだ続きます。


シロさん、シロさんも一緒に行ってんで。

ご覧いただきありがとうございました。

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