ひと月以上遅れで、京都日帰り旅行のレポなど。
S嬢が大阪へお泊まり出張、
彼女のご友人が京都・奈良へお泊まり出張、
それに合わせて、S嬢ご母堂さま、マダムYが京都旅行へ。
というアクティブかつ生産的なみなさまに合流して、
無職のひきこもり主婦も1日ご一緒させていただきました。
私のミッションは、
伊丹からリムジンバスでやってくるというマダムYを京都駅で捕獲するところから。
お昼まではふたりで観光です。
この時期(←11月半ばです)の京都は昔っからどこも激混み。
最近はインバウンドの波も加わってるからそれはもう。
観光するにも京都市内、碁盤の目のなかはできれば避けたい。
考えた末、山科に向かいました。
いちおう市内ですけれど、
ちょっと不便だから人も少なく、穴場といえるでしょう。
11月半ばって市内の紅葉には少し早いんだけど、
山科なら寒いからいい感じで色づいてるんじゃない?
(向かったのは毘沙門堂、人影まばら)
さすがにすいてます。
(立派なお門)
ゆっくり静かに散策することができました。
(予想的中。ここがいちばん美しかった。)
帰りのタクシーで運転手さんに教えてもらったところ、
ハイシーズンは市内中心地と同じくらいに混むらしい。
なかなかいいタイミングで訪れることができました。
ではその中心地へ移動しましょう。
祇園へ。
(インバウンド対策看板かと…以前はなかったし)
インバウンドの方々、やっぱり多いです。
確かに彼らの仰天所業は色々聞きます。
本物の舞妓さんや芸妓さんをみつけては写真を撮りまくり、
振り返ってほしくてアイスクリームを持ったままの手でトントン肩を叩くとか、
尾行した勢いでお座敷までくっついていっちゃう、とかね。
ふらっと行けた身近な京都、
外国の観光地みたいになっちゃったなあ。
(エルメス祇園店。店内も和洋折衷がいい感じでした)
そろそろ待ち合わせ時間。
お昼ごはんのお店へ。
(八坂さんのすぐお隣、『柚子屋旅館』さん)
ここでお仕事の終わったS嬢とご友人と合流。
ご友人はフランス生まれフランス育ちの京都人、
今は東京でお暮らしです。
ここではアメリさんとしておきましょう。
アメリさんはご自分のことを「あたくし」とおっしゃるお嬢さま。
そんな一人称を使う方を私はデヴィ夫人か岸朝子さんくらいしか知りません。
フランス仕込みの日本語だから古風なのか?
なんだか浮世離れしたところがありました。
そういえばS嬢ご母堂、有閑マダムYも相当に不思議な感覚をお持ち。
このメンバーでいると、
庶民感覚のつもりの私がズレてるのか、だんだんわからなくなってきます。
柚子屋さんのお昼ごはんはいつ来ても心が華やぎます。
「わあ」ってなるのです。
赤いお皿にチマチマ盛り付けられた季節感あふれるお料理の数々、
そして、ゆずの香りの芳しい鯛のお雑炊。
(写真を撮ってないのでHPより拝借。
私たちのお膳は真っ赤に色づいた紅葉が添えられていました)
(こちらも拝借写真。
この切込みのいっぱい入ったゆずをぎゅぎゅーっと潰して、
香り高い果汁たっぷりでいただくお雑炊は最高!)
食後は嵐山へ。
(左からマダムY、S嬢、アメリさん。
人目をひくご一行を尾行する関西のおばちゃん)
途中、S嬢とアメリさんのガールズトークに耳を澄ませる関西のおばちゃん。
「◯◯はあの彼とどうなったの?」
「同棲するらしいよ。そのご挨拶に行くって」
近頃は彼と同棲するのに親御さんにご挨拶に行くのか!?
「△△の彼は?」
「ああ、あのナイジェリアの?」
彼がアフリカンなのか!?
他人さまのことより君たちふたりはどうなんだ?
と、余計なお世話の関西のおばちゃん。
「アメリはどうなのよ?」
どうなのよ?
「うーん、もう幼なじみにもらってもらおうかな」
「あの幼なじみの彼?」
「そう、エリック(←仮名です)。
家族ぐるみのおつきあいで気心知れてるし」
エリック!(←仮名です)
さすがフランス育ち!
フランス人との交際をこんなにさらっと報告!
そこに大きく反応してしまうドメスティックな関西のおばちゃん。
やぱ、私とは半端なく世界が違います。
「いってみたいカフェがあるんだよね」
S嬢のひとことで一行は『ホテル翠嵐』のカフェへ。
(渡月橋を眺めながら)
(こんなところにホテルができていたなんて。
京都はホテルもマンションも建設ラッシュ)
桂川の流れを眺めながら、優雅にお茶を。
晩ごはんまでにはまだちょっと時間がありますね。
後編へ続きます。
ご覧いただきありがとうございました。
S嬢が大阪へお泊まり出張、
彼女のご友人が京都・奈良へお泊まり出張、
それに合わせて、S嬢ご母堂さま、マダムYが京都旅行へ。
というアクティブかつ生産的なみなさまに合流して、
無職のひきこもり主婦も1日ご一緒させていただきました。
私のミッションは、
伊丹からリムジンバスでやってくるというマダムYを京都駅で捕獲するところから。
お昼まではふたりで観光です。
この時期(←11月半ばです)の京都は昔っからどこも激混み。
最近はインバウンドの波も加わってるからそれはもう。
観光するにも京都市内、碁盤の目のなかはできれば避けたい。
考えた末、山科に向かいました。
いちおう市内ですけれど、
ちょっと不便だから人も少なく、穴場といえるでしょう。
11月半ばって市内の紅葉には少し早いんだけど、
山科なら寒いからいい感じで色づいてるんじゃない?
(向かったのは毘沙門堂、人影まばら)
さすがにすいてます。
(立派なお門)
ゆっくり静かに散策することができました。
(予想的中。ここがいちばん美しかった。)
帰りのタクシーで運転手さんに教えてもらったところ、
ハイシーズンは市内中心地と同じくらいに混むらしい。
なかなかいいタイミングで訪れることができました。
ではその中心地へ移動しましょう。
祇園へ。
(インバウンド対策看板かと…以前はなかったし)
インバウンドの方々、やっぱり多いです。
確かに彼らの仰天所業は色々聞きます。
本物の舞妓さんや芸妓さんをみつけては写真を撮りまくり、
振り返ってほしくてアイスクリームを持ったままの手でトントン肩を叩くとか、
尾行した勢いでお座敷までくっついていっちゃう、とかね。
ふらっと行けた身近な京都、
外国の観光地みたいになっちゃったなあ。
(エルメス祇園店。店内も和洋折衷がいい感じでした)
そろそろ待ち合わせ時間。
お昼ごはんのお店へ。
(八坂さんのすぐお隣、『柚子屋旅館』さん)
ここでお仕事の終わったS嬢とご友人と合流。
ご友人はフランス生まれフランス育ちの京都人、
今は東京でお暮らしです。
ここではアメリさんとしておきましょう。
アメリさんはご自分のことを「あたくし」とおっしゃるお嬢さま。
そんな一人称を使う方を私はデヴィ夫人か岸朝子さんくらいしか知りません。
フランス仕込みの日本語だから古風なのか?
なんだか浮世離れしたところがありました。
そういえばS嬢ご母堂、有閑マダムYも相当に不思議な感覚をお持ち。
このメンバーでいると、
庶民感覚のつもりの私がズレてるのか、だんだんわからなくなってきます。
柚子屋さんのお昼ごはんはいつ来ても心が華やぎます。
「わあ」ってなるのです。
赤いお皿にチマチマ盛り付けられた季節感あふれるお料理の数々、
そして、ゆずの香りの芳しい鯛のお雑炊。
(写真を撮ってないのでHPより拝借。
私たちのお膳は真っ赤に色づいた紅葉が添えられていました)
(こちらも拝借写真。
この切込みのいっぱい入ったゆずをぎゅぎゅーっと潰して、
香り高い果汁たっぷりでいただくお雑炊は最高!)
食後は嵐山へ。
(左からマダムY、S嬢、アメリさん。
人目をひくご一行を尾行する関西のおばちゃん)
途中、S嬢とアメリさんのガールズトークに耳を澄ませる関西のおばちゃん。
「◯◯はあの彼とどうなったの?」
「同棲するらしいよ。そのご挨拶に行くって」
近頃は彼と同棲するのに親御さんにご挨拶に行くのか!?
「△△の彼は?」
「ああ、あのナイジェリアの?」
彼がアフリカンなのか!?
他人さまのことより君たちふたりはどうなんだ?
と、余計なお世話の関西のおばちゃん。
「アメリはどうなのよ?」
どうなのよ?
「うーん、もう幼なじみにもらってもらおうかな」
「あの幼なじみの彼?」
「そう、エリック(←仮名です)。
家族ぐるみのおつきあいで気心知れてるし」
エリック!(←仮名です)
さすがフランス育ち!
フランス人との交際をこんなにさらっと報告!
そこに大きく反応してしまうドメスティックな関西のおばちゃん。
やぱ、私とは半端なく世界が違います。
「いってみたいカフェがあるんだよね」
S嬢のひとことで一行は『ホテル翠嵐』のカフェへ。
(渡月橋を眺めながら)
(こんなところにホテルができていたなんて。
京都はホテルもマンションも建設ラッシュ)
桂川の流れを眺めながら、優雅にお茶を。
晩ごはんまでにはまだちょっと時間がありますね。
後編へ続きます。
ご覧いただきありがとうございました。
しかもくじに当選だなんて、ついてますね。
そのツキを抱えたまま、どうぞよいお年をお迎えくださいませ。