ぽれぽれ百綴り

犬好きおばさんのんびり雑記。

3回目のモザイク教室

2011-08-27 09:12:29 | Singapore/習いゴト
先週末、友人たちと3人でモザイク教室に行ってきました。
3回目の今回は、先生のご自宅での開催となりました。
素敵ご自宅は、すてきなカトンエリアにある一戸建て。
インテリアはバリに住んでいらしたときの家具を持ち込んだという、あふれんばかりの素敵さ。
さらに、あちらこちらに先生の素敵作品が配置され、これでもかの素敵空間を演出しています。
そこに一歩足を踏み入れるなり、興奮のルツボでテンション高いわ、うるさいわ、の私たち。
先生の作品鑑賞にも余念がありません。
いつか、こんなの作れるのかなあ、と早くもレッスン3回目で、図々しい夢の広がりよう
 
今回の作品は置き鏡。
初回のフォトフレームと同じ形ですが、ガラスの色と形、配置が違うと、雰囲気もずいぶん違います。
先生のお見本はこちら。
 
 
この左側のを作ります。
ちなみに右側のは、ちょっと大きめ。
そのデザイン性と、大人びた配色の麗しさにうっとりなったのですが、これを私たちが作れるようになるには、まだまだ訓練が必要。
それなら卒業制作に!!と鼻息を荒くしました。
友人は、姿見を作りたい、などと壮大な夢を語っておりました。
それでいうなら私も、いつかマイホームを持ったときに、玄関周りや塀をモザイクで飾りたい。
夢はどんどん広がります。
まったく実力を考えていない無謀な夢物語は、すでに妄想の域です。
 

 
もう1作品、色合いを変えて製作途中のものも見せてくださいました。
こちらも美しい配色、よりナチュラルな感じ。 
さすがです。
カントリーや南国調のインテリアに配しても、相性よさそう。 
 
製作途中に、先生のチャーミングなダーリンさんがお菓子を差し入れてくださいました。
        

「朝から焼いたんだよ」って。
なんて素敵、なんて気が利くの。
さすがイタリア人!
ダーリンさんは有名なホテルのレストランのシェフなので、一瞬本気にしてしまいましたが、彼が焼いたならもっと美しく、もっとおいしいはず。
本当は近くのお店で買ってきたというお菓子は、素朴でおいしかったです。
ごちそうさまでした。
 
おいしいものをいただきながら、美しいものに触れられるって、しあわせですね。
途中、ガラスよりお菓子に手が伸びる回数の方が多かったこともありました。
 
さて、石膏を流し込む前の作品はこんな感じ。
 
そして、今回も無事完成しました。
今回も先生の作品に影響されて、すっかりまねっこです。
どれも涼しげな配色なのは、鏡に自分の顔を映しても暑苦しくならないように、との潜在意識からでしょうか。
まんなかのが私のです。
写真だとわかりにくいですが、ちょっとピンクを効かせたのは先生のアドバイスから。
それだけで、昭和のトイレの配色からがらっと印象が変わって、優しく、ラブリー、少しなつかしい感じに。
さすがプロ。
新しい世界を発見した気分です。
 
日本でもこういった教室があるのか調べたのですが、見つけられませんでした。
ステンドグラス教室なんかと比べると、モザイク教室自体が少ないうえ、
ガラスをカットしてモザイクに使う、というやり方は、とても手間がかかり、
また、指導も大変なので、教える側は商売としてペイしないのでしょう。
万一ガラスで怪我されてはコトだ、という考え方もあるのかもしれません。
市販のタイルや決まった形のガラスを使用するより、
創造の幅も広がり、個性的で、美しい仕上がりになると思うのですが。
先生に商売っ気がないからこそ、成立している私たちのレッスン
シンガポールでこんな先生と出会えるなんて、本当にラッキーでした。
 
持ち帰った作品はさっそくリビングのテーブルに飾りました。
しょちゅう手にとっては、うっとり、にまにま。
モノが鏡なだけに、はたから見たその姿は、痛いほどのナルシストです。


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