もるるんのよくばりポケット

いろーんなことに興味がある、ミーハーな働く主婦もるるんの日常や思ったことを書いていこうと思います☆☆

「恋のヴェネチア狂騒曲」みてきました

2019-08-08 00:14:56 | お芝居
シスカンパニー「恋のヴェネチア狂騒曲」  新国立劇場 中劇場 2019/7/6 18:30~&2019/7/24 18:30~

ムロさん主演で福田さん演出・・・
出演は、賀来くん、堤さん、克実さん、吉田羊さん、のぶえさん、、、
福田組ですよね~

もう、これは見に行くっかないと思い、行ってきました。
結果。。。よく笑った~楽しかった~
内容とかあらすじとかよりも、キャストの個性がめっちゃ引き出されてて
しっかりとしたコメディになってて楽しかった。


あらすじは

「18世紀半ばのイタリアの水の都ヴェネチア。
この町の実力者である商人パンタローネの娘クラリーチェと、その友人であるロンバルディ博士の息子シルヴィオは、家族と一緒に2人の婚約パーティの真っ只中。
実はクラリーチェには、政略結婚の許嫁フェデリーゴ・ラスポーニがいて、本来はこの婚約パーティの主役の片割れはフェデリーゴだったのだが、なんとフェデリーゴは、婚約パーティの直前に、ある男との決闘で命を落としていた。
その結果、もともと恋仲だったシルヴィオとクラリーチェがめでたく結婚できることになったのだ。
ところがそのパーティに、あろうことか死んだはずのフェデリーゴとその召使が現れた。
せっかく結婚できるはずだった若い恋人たちは、生き返った死人にまた引き裂かれてしまうのか?!

一方、ワケありの恋人同士のベアトリーチェとフロリンドは、バラバラに逃げるように故郷からヴェネチアへとやって来た。
なんとかお互いを探し出し、次の手を打とうとするのだが、連絡をとろうにも、すれ違いばかりでなかなか会うことができない・・・。
なぜなら、ベアトリーチェもフロリンドも、ヴェネチアの宿屋で出会った、お調子者のトゥルファルディーノを気に入り、召使として雇ってしまったのだ。
何とかうまく、2人相手に奉公して2倍の給金をせしめようと、両者の間をバタバタと走り回るトゥルファルディーノ。
次第にボロが出てくるのを、持ち前の機転と愛嬌で切り抜けていくが・・・・。
愛し合うベアトリーチェとフロリンドは無事に巡り会い、新世界へと旅立てるのか?
生き返った(?)フェデリーゴに引き裂かれた若い恋人たちシルヴィオとクラリーチェは結ばれるのか?
そして、2人の主人に仕える愛すべきお調子者、トゥルファルディーノの運命は!? 」

(公式HPより)



最終的にはハッピーエンドでよかったです。

これって古典なんだよね。
そうは思えない感じでしたよ。
アドリブだと思ってたのも、実は計算されてたり、すごいなと感心でした。

福田さんの作品らしく、あちこちに時事ネタみたいのも、突っ込まれてて・・・

ムロさんはもう八面六臂の大活躍でしたね。汗びっしょりになりながらの熱演でした。
2人の主人に仕えながら、それをばれないように、必死に頑張る姿がまたおかしくてね。

ということで、内容は上に書いてあるあらすじの通りで、最後はハッピーエンド。
これで、終了といってもよいような内容です(笑い)


キャストの感想いきましょう。

主演のトゥルファルディーノのムロさん。

ホントに大活躍でした。すべてに全力投球で、だからこその笑いがおきるんですよね。
二人の召使だから二つの部屋に食事を給仕する場面。
毎回つまみ食いしてから、出すんだけど。。。あんなに毎公演たべたら
太ってしまうよってマジで心配になったんですけど。

で、1幕終了間際に、口の中一杯で話そうとして、噴水してしまう・・・・・
これはハプニングかと思ってたら、2回目に見に行ったときもやってたから
脚本なんだ~と。そう考えるとムロさん、毎回大変だなよ思ったわけでした。

それ以外にも、二人のご主人様を右往左往。
結局、みんなをだましてたことになったわけだけど、
許してもらってよかったよね~憎めないキャラがなかなか好評でした。



フロリンドの堤さん

ムロさんに振り回されてましたね。マジで笑ってたし。
でも、かっこよかった。あーいう紳士をやらせると、最高ですね。
どこまでがアドリブで、どこまでが脚本かわからない絶妙な線での
演技はさすがでした。

途中途中、前に出てきて、モノローグのように、進行をするのも
なかなかだけど、とってもこの芝居にあってよかった。


シルヴィオの賀来くん

完全にもう路線ができてましたね。
キザでうざい男を演じると右に出る者はいない。
他のキャストが「うざい」「ハナにつく」とか説明するのがまた笑える。

あの、ためてためて。。。セリフをうざく言うのは彼しかできない!!
それが楽しい。。。


ベアトリーチェの吉田羊さん

一人二役のようでした。男装似合ってたなあ。
女性のときは、女性らしく話して。。。さすがでした。
あんなに周りがおかしいのに、よく笑わないなと
そこが感心しちゃいました。


クラリーチェの若月佑美ちゃん
若月佑美ちゃんって誰だ?って思ったけど、見てすぐわかった
「今日から俺は」にでてた子だ。
かわいかった。初々しい演技でした。


クラリーチェの父パンタローネの克実さん

他のキャストがめっちゃ濃いから、克実さんですら、薄まってしまう。
活舌がいいですからね。聞きやすかったです。
帽子の中からお金をだすとか。。。笑えましたけどね。


パンタローネ家のお手伝いののぶえさん

もうね反則。場をさらうよね~めっちゃ可愛かった。
最高だな~大好きだ~ムロさんとのコンビは最高だった。
息もぴったりで。


ロンバルディ博士の浅野さん

杖をついて死にそうに歩いているのに、舞台からはけるときに
走りだすという。。。毎回おきまりなんだけど、
ついつい笑ってしまいますよね。
いい味なんですよね~



最後の大団円のあと、キャストが客席に降りてきて一周するんだけど、
近くで見れてちょっと嬉しかった。
賀来くんとか、かっこよかった。




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