もるるんのよくばりポケット

いろーんなことに興味がある、ミーハーな働く主婦もるるんの日常や思ったことを書いていこうと思います☆☆

ジョンソン&ジャクソン「夜にて」見てきました

2016-11-30 00:37:50 | お芝居
ジョンソン&ジャクソン「夜にて」 CBGK 2016.10.27 19:00~

大倉孝二さんとブルー&スカイさんのユニット「ジョンソン&ジャクソン」
前作の「窓に映るエレジー」も見てます。

大倉さんのインタビューを見ると、くだらなさを追求したとか・・・
確かにバカバカしいというか、くだらないところが、そこかしこに・・・

正直な感想を言うと、私は前作の「窓に映るエレジー」の方が好きだったかな~

前回のキャストでは池谷のぶえさんに持ってかれたけど、今回は佐藤真弓さんに持ってかれた~
すごいわ~

舞台はひなびた温泉街のスナックと、ある旅館。
何者かに襲われたライターの調が、医者に連れられてスナックにやってくる。
スナックにはママとホステス、それから刑事がいる。
調は襲われて所持品すべて奪われたので、町にある旅館に案内される。

この町には秘密があった。偽の外車を売ったり、ばれると口封じ・・・
町長の息子が黒幕かと思いきや、そうでもない。

そしてラストでは。。。調と若女将が恋仲になり、海外に移住って何?
口あんぐりです。

舞台の雰囲気はサスペンス調だったのに
(とはいっても、ばかばかしい小ネタとか、くだらない会話とかがふんだんだったけど)
一気に最後はラブコメ?
途中は、調はどうなっちゃうんだろうとか、気になったのにさ。

いや~なんだろ。このぐったり感という感じでCBGKを後にしたのだった。


キャストの感想ですが~
上にもかいたけど、佐藤真弓さんの存在感が半端なかった。歌もうまいし、色気もあるし・・・
また、追っかけたい女優さんが増えちゃったよ。やばいやばい。

大倉さんは大倉さんだった。っていうか、彼の間って独特だよね。だれも作り出せないと思う。

佐津川愛美ちゃんは、ワタシの中では未だ、ギャルサー軍団なんですけどね。
彼女の持つ透明感が、この芝居の面々の中で、めっちゃ違和感で、それが面白さを
倍増させてたなって思いました~

まあ、こういう意味のない(笑い)芝居もたまにはよいってことで。

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ヨーロッパ企画第35回公演「来てけつかるべき新世界」見てきました

2016-11-30 00:30:03 | お芝居
ヨーロッパ企画第35回公演
「来てけつかるべき新世界」 本多劇場 2016.09.21 19:00~

さて、今年もヨーロッパ企画の公演の時期になりました。ここんとこ毎年行っております。
すごく楽しみにしてるのであります。
今回の客演は金丸慎太郎、藤谷理子、福田転球さん
私、なんだか最近、転球さんをしょっちゅう見てる気がする。

今回は大阪を舞台にしたお話だとか・・・

5話のオムニバス形式になっていた。
セットは通天閣が見える商店街の一画。狭いところに、串カツ屋やクリーニング屋、パーマ屋が並んでいる。
串カツ屋でカツを食べながら将棋をさすおっちゃんたち、そして串カツ屋の看板娘と、妻をなくし引きこもってしまった店主。

大阪の下町には行ったことないから実際はわからないけど、でも、今も実在するようなたたずまいで。
ほんとに将棋さしてるおっちゃんたちがいそうな感じ。

そこに近未来的なテクノロジーが押し寄せてくる。。。と、そこに住む人たちや関係する人たちはどうなるのかって話。

妙に、そうなるかもな~という説得力がある中での、ヨーロッパ企画ならではの笑いがうまくあわさって、
秀作だったと思います。
今まで見た中で一番かも・・・


1話目はドローンのお話。
今現在、いろいろ活躍しつつも問題になってるテクノロジーですからね。
ドローンでの出前・・・実際に荷物を運んだり、ピザの出前なんかも実験してますからね。
これはある話ですもんね。
しかし、東京で大阪の串カツ屋に出前を頼むって。。。冷めちゃうよ~(笑い)ソースも降るよ(笑い)
それにしても中華料理屋の出前ドローン、低空飛行しすぎ(笑い)

ドローンに対して反感をもつおっちゃんたちも、阪神優勝で道頓堀にダイブして溺れたのをドローンが
助けたことから、見直して、ドローンを認めるようになる・・・

ん~ドローンすごいぞ。

それから、東京からの資本が出てくるが酒井さん演じる「テクノ」
これが笑っちゃうんだよね~微妙にイケてない。
で、串カツ屋の看板娘に言い寄っていく・・・これは次の話でも続いていくのだ・・・


2話目はロボットのお話。
串カツ屋の向かいにあるクリーニング屋。ここのおやじは、野良犬ならぬ野良ロボットが勝手に
充電しているのに腹をたてていたが・・・
近所のパトロールと店の警備を真面目にしてくれるロボット。

さらには、窃盗ロボットが盗んだ演歌歌手のおねえちゃんのビリケンさんを取り返してくれたり。
ついには、クリーニング屋のおっちゃんと心が通い合い。。。
というお話。ちょっとほろっときちゃったんだけどね。
1話に続き、「テクノ」も出てくるよ~ちゃんと仕事してます(笑い)


3話目はさらに技術は進み、
頭にゴーグルみたいのをつけると、相手の将来が見えてしまう・・・
なんかSFでそういうのありそうだよね。それも将来稼ぐ金額がわかるって。
クリーニング屋の息子は漫才師になるって家を飛び出していたが、夢破れて帰ってきたのに、、、
なんと、人工知能で命を吹き込まれた炊飯器を相方にした漫才が受けて、
最強のコンビになった・・・当然、将来稼ぐ金額もどんどん上がるという(笑い)

なんか、いろんな機械に命が吹き込まれ、しゃべりだしたら怖いんだけどな~


4話目はVRの世界?
パーマ屋さんが仮想現実界の恋人に夢中になって、現実を忘れてしまう。
その恋人はものすごく嫉妬深いという人工知能の性格で、ネットワークで
いろんな電化製品を飛び回っては、パーマ屋さんを攻撃してくる。
ちょっと怖いよね。無線のネットワークでどこもかしこもつながっているから、
どこにも入り込めるんだもん。


最後の話は人工知能の話?
とうとう、自分のコピーというかバックアップをコンピュータにとるようになるんだけど。。。
確かに、記憶だけを残しておくというのではなく、そのままバックアップだから、クローンと同じだよね。
自分と同じものが、コンピュータの中だとはいえ、リアルに存在するのって、ちょっと怖い。
これが現実世界でおきたらどうなるんだ。。。怖いわ~

カオスになったとこで「テクノ」さん・・・だけど、彼も解決できなくて~
でも、最後には救世主登場!まさかのお母ちゃん・・・

最新技術も霊には勝てないのか?(笑い)
なんだかんだといっても、人間の情には勝てないってことだよね。
ちょっとほっこりしたのでした。

さんざん笑って、最後ほっこりして、いい芝居だった。
さすがヨーロッパ企画だよ。
それにしても、上田さんの脳みそってどうなってるんだろ。どこからこんな話がわいてくるんだろ。

ロボットとか、人工知能とか最先端なもののわりには、芝居に出てくるロボットとかは、手作り感というか
一歩間違えば、高校の文化祭の劇だぞ!的な感が、かえってよかったりして(笑い)
アフタートークで聞いたけど、酒井さんの手作りらしい・・・機械の製作やら操作やらもろもろ・・・
うーん、リアル「テクノ」だな・・・

ヨーロッパ企画の面々も、客演の面々もいい味出してて最高でした。
転球さんもおもろかったわ~

個人的には、「テクノ」が最高でしたね。酒井さんにぴったりでした。

また、来年の秋に本公演かな?
私はその前に、イエティと、あとプレステージとのコラボにも行く予定です
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