劇団☆新感線 夏秋興行 「Vamp Bamboo Burn~ヴァン!バン!バ-ン!~」 赤坂ACTシアター
2016.08.19 18:00~&8.24 12:30~&9.14 18:00~
クドカン脚本ってのが発表された段階で、チケット争奪戦に頭が痛くなったのに、
生田斗真主演が発表され、さらに頭を抱えました~
でも、何とかチケットって取れるもんなんですね。
一人ではなく何人もでやれば、何とかなるんです。
ということで、行ってきました。
1回は、1階の前方列。肉眼ではっきり汗まで見えるような良い席で(さらにど真ん中)
ほかの回は、2階から全体を見下ろす感じの席で・・・
両方合わせて、この芝居を堪能できました。
とにかく、面白かった。え~?え~?って感じで引っ張られて、3時間半越えの長丁場が
あっという間でした。クドカンの頭の中ってどんななってるんだろう。
それをあんなふうに演出するいのうえさんの頭の中も見てみたいわ~
かぐや姫伝説と、ヴァンパイアの話と、ビジュアル系バンドと、やくざの抗争と
最後は「理科とか化学とかの研究所の、ほぼかたさん」まで出てきちゃうっていう・・・
そんな中、キャストは歌って踊って。。。お尻を見せる若者(笑い)までいるっていう。
もはやカオスなんだけど、でも最後は、うまくまとめる!すばらしいな新感線。
すごい端折ったあらすじを
おじいさんとおばあさんが竹を割って出てきた姫は、かぐや姫ならぬ、地球侵略をもくろむエイリアンだった。
かぐや姫に恋をした貴族の、藤原藤志櫻。しかしかぐや姫が選んだのは、藤志櫻の家臣の蛍太郎。
蛍太郎を亡き者にしようと待ち伏せした藤志櫻たちだが、そのときに虫麻呂というヴァンパイアに血を吸われてしまう。
瀕死の藤志櫻に虫麻呂は、ヴァンパイアの血を吸えば不老不死の肉体となるとつげ、藤志櫻は不老不死となった。
時は現代。平安から生き続ける藤志櫻はビジュアル系バンドのボーカルとして活動しながら、かぐや姫の生まれ変わりを
探している。人間の血がないと死んでしまうヴァンパイアなので、看護師の彼女から輸血用血液を横流ししてもらっている。
その彼女の後輩ありさとあった藤志櫻は、かぐや姫とうり二つなのに驚く。が、彼女の前世はかぐや姫ではなかった。
かぐや姫の生まれ変わりだったのは、なんと駅員の男だった。彼には奥さんがいるため、プロポーズを断わられる藤志櫻。
歌舞伎町に蛇之目組というヤクザがいて、組長は99歳だったが、その息子たち赤霧島と黒霧島がが跡目争いをしている。
黒霧島は、チンピラのリーダーがイケメンなのを見てホストとして勤めさせ、事業を起こしことを考える。
実は、このチンピラのリーダー、京次郎の前世もかぐや姫だったのだ。かぐや姫はエイリアンなため、京次郎もエイリアンなのだ。
さて輸血用の血液を彼女に渡してもらえなくなった藤志櫻は、病院に盗みに行き、そこで会ったありさを噛み、ありさは
ヴァンパイアとなってしまう。さらにそこに来たありさの彼氏の蛇之目組組長も噛まれ、死んでしまう。
蛇之目組の組長の葬式中、虫麻呂がヴァンパイアの血が入った注射器を持って現れ、ヴァンパイアの血を吸えば組長が生き返ると話す。生き返らせるつもりはないのに、間違って刺してしまい、組長もヴァンパイアとして生き返った。
黒霧島はその注射器を持って、「理科とか化学とかの研究所」に向かう。そこでは、ほぼかたさんを中心としてヴァンパイアの
ワクチンを研究していた。研究結果として、エイリアンの血とヴァンパイアの血を混ぜると燃えることがわかった。
ヴァンパイアのワクチンはまだできていない。かぐや姫の生まれ変わりの京次郎もここの研究員で、冷凍保存していた蛍太郎を
解凍する。が、蛍太郎は京次郎がかぐや姫と信じられず、実験の途中で死んでしまう
失意の京次郎を黒霧島が利用し、赤霧島をつぶそうと画策
黒霧島のエイリアンチームと赤霧島のヴァンパイアチームとの戦いが始まる。
ついに対決したかぐや姫(京次郎)エイリアンと藤志櫻ヴァンパイア。二人は戦い、藤志櫻は京次郎を倒す。
が、エイリアンのナメクジは、死んだ人を乗っ取ることができ、ありさの体にエイリアンが入り、
ありさと藤志櫻が戦いを続ける・・・・
奇想天外なストーリーですよね。
大筋には入れなかったんだけど、ここに沖縄の芸能プロの社長で元ビジュアル系バンドの橋本じゅんさんが絡むんです。
しっちゃかめっちゃかでしょ。
でも、最後には、なんというか、全部(でもないか)回収して終了っていう。これがすごかったですよ。
エイリアンとヴァンパイアを掛け合わせると燃えてしまうって。。。
ヴァンパイアはヴァンパイアの血を入れれば不死になり。。。エイリアンも別の体に宿って生まれ変わっていくわけで、
平安の世の色恋がそのまま現代にもってのがすごいな~
そういえば、斗真くんて光源氏やってたよね。
この話の進行にプラスして、歌ありダンスあり・・・
エイリアンとヴァンパイアの歌と、あと、ほぼかたさんの歌は、しばらく頭から離れなかった(笑い)
ほんとに面白かったです。ゲキ×シネとかに来るかな?WOWOWでもいいんだけど、もう一度見たいわ~
キャストの感想
藤志櫻役の生田斗真くん
いや~きれい。舞台映えするし。かっこいい。
で、歌が下手だからデビューできないのかと思ってたら、なんのなんの。うまいです。そして踊ります。キレキレです。
もう、なんなの?正統派ジャニーズ?
で、貴族のときのウザきゃらから、かっこいい殺陣まで、いろいろ魅せていただきました。
満足であります。チケットとれてよかった~
京次郎役の中村倫也くん
これがまたいいんだよね~昔直人が主題歌やった深夜ドラマの「ハリ系」で主演してたときには地味だったけど、
舞台ではものすごくかっこよく大きく見えました。これからがすごく楽しみ。
ありさ役の小池栄子さん
栄子さんは、新感線の準劇団員なんですかね(笑)
なんつうか、新感線ワールド、クドカンワールドにしっかり染まり、存在感抜群でした。
なんでもありだからな~キレイだし、色っぽいし、かっこいいし。。。歌うし(笑い)
ビジュアル系バンドのKAN-主役の紘毅くん
「サイケデリックペイン」以来です。メイクがなかなかでした。
演奏もしっかりしてたし。。。もう少し目立ってくれるとうれしかったかな。
虫麻呂役の篠井さん
相変わらず、おきれいで素敵。お歌も歌われてました。
やっぱり所作がきれいなんだよね~もっとたくさん出番があればよかったのに。
でも、ある意味、キーマン的存在でしたね。
そして笑いをもっていったのが
駅員役の徳永ゆうきさん
そのまんまじゃないですか。歌も「音鉄」もキャラそのまんま。
でも、場をさらっていきましたよね。クドカンさん、絶対使いたかったんだろうな。
あと、蛍太郎役のジャニーズの神山智洋くん
まさかのお尻を出すとは。。。悲鳴でしたね。でも、初々しい感じでした。
劇団員の中では、
なぜか沖縄の芸能プロのじゅんさん・・思いっきり歌ってましたね。
なぜ沖縄なのか・・・よくわからんけど。「なんくるないさ~」
粟根さんと川原さんのヤクザの抗争は、いやいや新感線らしかった。
映像もたくさん使っていて、相変わらずかっこいいお芝居でした。
楽しかったな~ほんとに。
来年は新しい劇場。舞台が360°?で、髑髏城をキャストを変えて4回1年だそうですよ。
まずは4月からの、オグシュンのはチケットゲット済み。来年も楽しみです。
2016.08.19 18:00~&8.24 12:30~&9.14 18:00~
クドカン脚本ってのが発表された段階で、チケット争奪戦に頭が痛くなったのに、
生田斗真主演が発表され、さらに頭を抱えました~
でも、何とかチケットって取れるもんなんですね。
一人ではなく何人もでやれば、何とかなるんです。
ということで、行ってきました。
1回は、1階の前方列。肉眼ではっきり汗まで見えるような良い席で(さらにど真ん中)
ほかの回は、2階から全体を見下ろす感じの席で・・・
両方合わせて、この芝居を堪能できました。
とにかく、面白かった。え~?え~?って感じで引っ張られて、3時間半越えの長丁場が
あっという間でした。クドカンの頭の中ってどんななってるんだろう。
それをあんなふうに演出するいのうえさんの頭の中も見てみたいわ~
かぐや姫伝説と、ヴァンパイアの話と、ビジュアル系バンドと、やくざの抗争と
最後は「理科とか化学とかの研究所の、ほぼかたさん」まで出てきちゃうっていう・・・
そんな中、キャストは歌って踊って。。。お尻を見せる若者(笑い)までいるっていう。
もはやカオスなんだけど、でも最後は、うまくまとめる!すばらしいな新感線。
すごい端折ったあらすじを
おじいさんとおばあさんが竹を割って出てきた姫は、かぐや姫ならぬ、地球侵略をもくろむエイリアンだった。
かぐや姫に恋をした貴族の、藤原藤志櫻。しかしかぐや姫が選んだのは、藤志櫻の家臣の蛍太郎。
蛍太郎を亡き者にしようと待ち伏せした藤志櫻たちだが、そのときに虫麻呂というヴァンパイアに血を吸われてしまう。
瀕死の藤志櫻に虫麻呂は、ヴァンパイアの血を吸えば不老不死の肉体となるとつげ、藤志櫻は不老不死となった。
時は現代。平安から生き続ける藤志櫻はビジュアル系バンドのボーカルとして活動しながら、かぐや姫の生まれ変わりを
探している。人間の血がないと死んでしまうヴァンパイアなので、看護師の彼女から輸血用血液を横流ししてもらっている。
その彼女の後輩ありさとあった藤志櫻は、かぐや姫とうり二つなのに驚く。が、彼女の前世はかぐや姫ではなかった。
かぐや姫の生まれ変わりだったのは、なんと駅員の男だった。彼には奥さんがいるため、プロポーズを断わられる藤志櫻。
歌舞伎町に蛇之目組というヤクザがいて、組長は99歳だったが、その息子たち赤霧島と黒霧島がが跡目争いをしている。
黒霧島は、チンピラのリーダーがイケメンなのを見てホストとして勤めさせ、事業を起こしことを考える。
実は、このチンピラのリーダー、京次郎の前世もかぐや姫だったのだ。かぐや姫はエイリアンなため、京次郎もエイリアンなのだ。
さて輸血用の血液を彼女に渡してもらえなくなった藤志櫻は、病院に盗みに行き、そこで会ったありさを噛み、ありさは
ヴァンパイアとなってしまう。さらにそこに来たありさの彼氏の蛇之目組組長も噛まれ、死んでしまう。
蛇之目組の組長の葬式中、虫麻呂がヴァンパイアの血が入った注射器を持って現れ、ヴァンパイアの血を吸えば組長が生き返ると話す。生き返らせるつもりはないのに、間違って刺してしまい、組長もヴァンパイアとして生き返った。
黒霧島はその注射器を持って、「理科とか化学とかの研究所」に向かう。そこでは、ほぼかたさんを中心としてヴァンパイアの
ワクチンを研究していた。研究結果として、エイリアンの血とヴァンパイアの血を混ぜると燃えることがわかった。
ヴァンパイアのワクチンはまだできていない。かぐや姫の生まれ変わりの京次郎もここの研究員で、冷凍保存していた蛍太郎を
解凍する。が、蛍太郎は京次郎がかぐや姫と信じられず、実験の途中で死んでしまう
失意の京次郎を黒霧島が利用し、赤霧島をつぶそうと画策
黒霧島のエイリアンチームと赤霧島のヴァンパイアチームとの戦いが始まる。
ついに対決したかぐや姫(京次郎)エイリアンと藤志櫻ヴァンパイア。二人は戦い、藤志櫻は京次郎を倒す。
が、エイリアンのナメクジは、死んだ人を乗っ取ることができ、ありさの体にエイリアンが入り、
ありさと藤志櫻が戦いを続ける・・・・
奇想天外なストーリーですよね。
大筋には入れなかったんだけど、ここに沖縄の芸能プロの社長で元ビジュアル系バンドの橋本じゅんさんが絡むんです。
しっちゃかめっちゃかでしょ。
でも、最後には、なんというか、全部(でもないか)回収して終了っていう。これがすごかったですよ。
エイリアンとヴァンパイアを掛け合わせると燃えてしまうって。。。
ヴァンパイアはヴァンパイアの血を入れれば不死になり。。。エイリアンも別の体に宿って生まれ変わっていくわけで、
平安の世の色恋がそのまま現代にもってのがすごいな~
そういえば、斗真くんて光源氏やってたよね。
この話の進行にプラスして、歌ありダンスあり・・・
エイリアンとヴァンパイアの歌と、あと、ほぼかたさんの歌は、しばらく頭から離れなかった(笑い)
ほんとに面白かったです。ゲキ×シネとかに来るかな?WOWOWでもいいんだけど、もう一度見たいわ~
キャストの感想
藤志櫻役の生田斗真くん
いや~きれい。舞台映えするし。かっこいい。
で、歌が下手だからデビューできないのかと思ってたら、なんのなんの。うまいです。そして踊ります。キレキレです。
もう、なんなの?正統派ジャニーズ?
で、貴族のときのウザきゃらから、かっこいい殺陣まで、いろいろ魅せていただきました。
満足であります。チケットとれてよかった~
京次郎役の中村倫也くん
これがまたいいんだよね~昔直人が主題歌やった深夜ドラマの「ハリ系」で主演してたときには地味だったけど、
舞台ではものすごくかっこよく大きく見えました。これからがすごく楽しみ。
ありさ役の小池栄子さん
栄子さんは、新感線の準劇団員なんですかね(笑)
なんつうか、新感線ワールド、クドカンワールドにしっかり染まり、存在感抜群でした。
なんでもありだからな~キレイだし、色っぽいし、かっこいいし。。。歌うし(笑い)
ビジュアル系バンドのKAN-主役の紘毅くん
「サイケデリックペイン」以来です。メイクがなかなかでした。
演奏もしっかりしてたし。。。もう少し目立ってくれるとうれしかったかな。
虫麻呂役の篠井さん
相変わらず、おきれいで素敵。お歌も歌われてました。
やっぱり所作がきれいなんだよね~もっとたくさん出番があればよかったのに。
でも、ある意味、キーマン的存在でしたね。
そして笑いをもっていったのが
駅員役の徳永ゆうきさん
そのまんまじゃないですか。歌も「音鉄」もキャラそのまんま。
でも、場をさらっていきましたよね。クドカンさん、絶対使いたかったんだろうな。
あと、蛍太郎役のジャニーズの神山智洋くん
まさかのお尻を出すとは。。。悲鳴でしたね。でも、初々しい感じでした。
劇団員の中では、
なぜか沖縄の芸能プロのじゅんさん・・思いっきり歌ってましたね。
なぜ沖縄なのか・・・よくわからんけど。「なんくるないさ~」
粟根さんと川原さんのヤクザの抗争は、いやいや新感線らしかった。
映像もたくさん使っていて、相変わらずかっこいいお芝居でした。
楽しかったな~ほんとに。
来年は新しい劇場。舞台が360°?で、髑髏城をキャストを変えて4回1年だそうですよ。
まずは4月からの、オグシュンのはチケットゲット済み。来年も楽しみです。