晴れときどきロードレース

練習やレース、日々の出来事を綴っています。ごゆっくりどうぞ♪

20km@鮒田~飛雪の滝往復

2014-10-11 19:44:03 | ラン
今日はエースとKくんと私の3人で鮒田~飛雪の滝往復20kmラン♪
往路はまったりと6分/kmぐらいで、飛雪の滝到着。

帰りはそれぞれの実力合わせてタイムアターーーック!
最初の2kmはエースについていきましたが、そこから5分/kmを切るペースにあがったので撤退してマイペースへ・・・。




復路のタイムは52分46秒。
エースは50分を切っていました。

余談ですが、先月 GARMIN ForAthlete 220J を購入したのをこのブログで紹介したところですが、
その後、エースもコレを買って、続いてKくんもコレを買いました。

GPS付きのランニングウォッチ、使い始めると便利すぎて手放せません 

下ノ廊下(水平歩道・旧日電歩道) 5/5 あとがき

2014-10-02 20:26:17 | 登山・ハイキング
黒部ダムに午後4時30分に着いて、魚津までの移動は以下のとおりでした。

黒部ダム 16:35 → 扇沢   16:51 関電トンネルトローリーバス
扇沢   17:00 → 信濃大町 17:35 路線バス
信濃大町 17:45 → 南小谷  18:41 JR
南小谷  18:48 → 糸魚川  19:44 JR
糸魚川  19:48 → 魚津   20:42 JR

黒部ダムから魚津までの移動時間は約4時間。。。
うまく乗り換えの待ち時間が少ないつながりでよかったのですが、
反対に途中で食事を取る時間がなくて、お腹が空きました。。。

魚津の駐車場に着き、遅い夕食をとったのが午後10時前。
とってもお風呂に入りたかったのですが、
さすがにこの時間だと営業しているところはないかなと思ったのですが、
インターネットで検索したら、魚津市内で午前0時まで営業している銭湯を発見!




スーパー銭湯 「満天の湯」 魚津店
夜10時を過ぎていましたが、家族連れなど結構賑わっていました。
銭湯に入って、着替えもして、サッパリしたところで帰路に着きました。


下ノ廊下を歩いての雑感をば。。。

1.できればヘルメットかぶったほうがいいと思います。
  私は5回ほど頭をゴッツンと当てました。
  ヘルメットをかぶっていたので、どうってことなかったですが。
2.バンセンに手をかけながら歩くことが多いので、手袋はあったほうがいいです。
3.普段ストックを使われている人は、ストックを持っていくのもアリと思います。
  コースすべてが断崖絶壁のところを歩くというわけではなく、
  普通の山道の登り下りもありますので。
  私は重いザックを担いでいたので、特に登りでは助かりました。
4.欅平→黒部ダムより黒部ダム→欅平へ歩く人が多いです。
  またこのほうが川の流れと同じ方向で、下り基調になると思います。
  ただ、今回歩いてみて私的には欅平→黒部ダムのほうがなんとなく好みです。
5.十字峡・白竜峡のあたりを歩くのが、
  このコースのメインディッシュ(一番の見所・楽しいところ)と思います。
6.私はテント泊でしたが、
  阿曽原温泉小屋に泊まって名物管理人さんの話を聞くのも楽しいと思います。
7.4人ぐらいのグループでしたら、
  扇沢⇔宇奈月のマイカー回送サービスを利用するのもアリと思います。
  ソロだとちょっと厳しいお値段かな、と思います。


初めての泊つき山歩きをしての雑感をば。。。

1.よく言われるように、無駄なものは持っていかないほうが。。。
  ザックが重いと歩くスピードもなかなか上げることができなかったです。
2.グッズもコンパクト、軽量がいいな~。
  実は今回、私と同じように魚津駅南駐車場スタートで全く同じルートで歩いた人がいるのですが、
  この方は30Lのザックにテント・シュラフ(マットはなし)などを収納していました。
  ULバックパッカーというスタイルでしょうか。。。
3.山と高原地図に載っている所要時間を目安に計画していたのですが、
  実際には時間ロスもあり、そのとおりの時間ではいかなかったです。
  無駄にデジカメで多く写真を取ったり(移動、テント場等含めて460枚。。。)、
  ロスが積み重なると結構なロスになると思います。
4.特にソロの場合は、捻挫等の怪我に気をつけて行動しないと。。。 
  ここで足を痛めるようなことがあったらヤバイな、と思いながら歩いていました。
5.スケジュールに余裕を持たせるため、早朝出発はいいなと思います。
  コースミスによるタイムロスなどがあっても、慌てずに余裕を持って行動できますので。
  実際私も2日目にコースミスして30分ほどロスしました。
  (誤って関電鉄塔保守道(旧剱岳行きルート)に入ってしまいました)


ということで、下ノ廊下(水平歩道・旧日電歩道)のレポートはこれにて終了です。

またできれば来年、北アルプスに行ければいいな~ 

下ノ廊下(水平歩道・旧日電歩道) 4/5 2日目

2014-10-01 20:43:22 | 登山・ハイキング
2日目(最終日)です。
この日は阿曽原温泉小屋から黒部ダムまでの18.6kmです。

朝4時頃、周りが結構騒がしかったのでテントから外の様子を見てみると、ほとんどのテントに明かりがついてみなさん出発準備を始めていました。

山歩きの人の朝って早いんですね。。。

私も起きて、軽く食事を取ってから荷物の片付けをば。。。

午前6時5分にテント場をあとにしました。
※この時間でテント泊で出発していなかったのは2グループのみでした。




登山道を落石が塞いでるし。。。
でも高巻きのロープが張られいて問題なく通過。。。







権現峠のこのトンネル、阿曽原側から入る場合はライトをつけましょう。
ちょうど中間ぐらいに木材の梁みたいなのがあって頭をぶつけてしまう可能性大です。
私の場合は、何も知らずヘッドライトをつけずに突入して、思いっきり頭をぶつけてしまいました。。。
が・・・ ヘルメットをかぶっていたので、いって~な~、ぐらいで済みました。。。
仙人谷ダム側から入った場合は、その梁の手前で人感センサーライトが設置されているので大丈夫と思います。




登山ルートは、ここから仙人谷ダムの施設内を通過します。







仙人谷から欅平までつながっている関西電力黒部専用鉄道の線路


昭和11年から昭和14年にかけて、ここ仙人谷から欅平までのトンネル工事が3工区に分けて行われたのですが、
特に仙人谷から阿曽原までの第1工区は高温地帯を掘削する難工事だったそうです。

掘り進めるにしたがってどんどん岩盤温度が上昇し、最高166度にまでなったそうです。

高温によるダイナマイト暴発事故や熱中症で倒れる人など大変な工事で、
全工区の犠牲者300人あまりのうち、高熱随道(雪崩犠牲者含む)での犠牲者は半数以上を占めたそうです。

富山県警から工事中止命令が出されたこともありましたが、
軍需物資製造のための電源開発は国策であったため、破格の給料で作業員を集め工事が進められたそうです。




結構熱気があって、デジカメのレンズもすぐに曇ってしまいます。
レンズを拭いて、素早く撮影です。
※ここは登山ルートではありません。




施設内に設置されていた温度計




施設屋外に出ました。
ここから階段を登って仙人谷ダムを渡ります。




仙人谷ダムから見た下流方面




上が先ほどの関西電力黒部専用鉄道の線路、下が発電用水路でしょうか。。。




仙人谷ダムを渡って、振り返ったところ。
ダム上部を通過して左方面に行くと、劔岳方面へと続く雲切新道へつながります。




対岸に見える3つの梯子が雲切新道です。




黒部川第4発電所用送電線のトンネルです。




ちょっと食事休憩をば。。。

徳島らーめん、フリーズドライ麻婆なす丼の具、白ねぎ




おいしくいただきました。




東谷吊橋です。
黒部ダム駅まで15.6km




結構スリリングです。
この吊橋のちょうど中間点あたりで、動物の糞がありました。
こんなところで用を済ませるなんて、マニアックな動物もいるもんですね。







これから通過する登山道




歩道の補修作業をしているところに遭遇。。。
「(作業が終わるまで)ちょっと待ってください」と声がかかり、私はもちろん「待ちますよ~」と返事しました。
このように維持管理作業をしてもらって、逆に感謝な気持ちでいっぱいなのですが。。。

ただ、ひとつ問題がありまして。。。

私の立っている場所、道幅も狭く、いわゆる転落するとデンジャラスなところで、
おまけにバンセンも補修作業らしく、山側の岩盤にバンセン用アンカーは打たれていますが、バンセンがありません。

重いザックを下ろしたり、ザックを背負ったまま座る(要するに姿勢を変える)勇気があるはずもなく、ずっと立ったまま20分ほど待ちました。
その場でじっと立っているのも怖いし。。。




このような感じで丸太を5本つないで、仮通過ができるようになったときに通過させていただきました。




危険なところを慎重に進んでいきます。




十字峡吊橋に到着です!







十字峡吊橋から見た十字峡です。

確か橋の近くから十字峡展望台へ下る道があるはずなのですが・・・。




十字峡吊橋を渡り、少し登ったところに少し拓けたところがあり、進行方向とは違う方角になにやら発見。。。




ここが十字峡展望台への入り口でした。




そこから5分ほど下り、この巨岩の上にあがってみると。。。




十字峡です!
橋の上から見るよりも臨場感があって、すごく良かったです。




十字峡吊橋側から流入している川
すっごい水が綺麗やし。。。 泳いでみたいし。。。 でも危なそう。。。




ワイルド アンド デンジャラスなところを進んでいきます。

この日、黒部ダム側から阿曽原温泉小屋(欅平方面)へ行く登山者とこのあたりですれ違うことが多かったのですが、
おそらく欅平→黒部ダムより黒部ダム→欅平のほうがスタンダードで、歩く人も欅平行きの人が圧倒的に多いと感じました。

言わば、デンジャラスな一方通行の歩道を逆走(私)しているみたいな感じで。。。
すれ違うことができないところでかち合ってしまった場合には、50mほどバックすることもありました。




歩いてきたところを振り返ったところ




ザイルがあるところを降りきって振り返ったところ。
重たいザックを背負った初心者な私には怖かったです。。。

先にザックを落として、身軽にして降りようか小1時間悩みました。。。

 
すみません嘘です。5分で決断して背負ったまま降りました。




高巻きルート
ここも降りるのは結構怖かったです。。。




ルート上に雪渓が残っていて、高巻きルートが確保されています。




綺麗な景色ですね~




そんなこんなで、黒部ダムに到着しました。




午後4時30分、ゴール地点の関電トンネルトローリーバス乗り場入り口に到着しました。







関電トンネルトローリーバスです。
このバスで扇沢まで出て、そこから路線バスで信濃大町に行き、JRで糸魚川経由で車を駐車している魚津市へ戻りました。


2日間トラブルもなく、天候にも恵まれ、楽しく歩くことができました。
また、山の中で出会った人との会話も楽しかったです。
初めての泊つきの山歩きとしては、とてもいい経験ができたと思います。