いよいよ山歩きスタートです。
1日目は欅平から阿曽原温泉小屋まで11.6kmの行程です。
欅平駅から出て、欅平ビジターセンターの手前に登山道入り口があります。
午前9時35分にスタートしました。
ここから小1時間ほど登りです。
登りきったところから、いよいよ水平歩道のスタートです。
ここから欅平駅まで1.3km、黒部ダム駅まで28.9kmとなっているので、2日間の全工程は30.2kmということですね。
見た目、フツーっぽいですが
誤って足を滑らせるとタダでは済みません。
このようなところは、山側にバンセンを張ってくれているので、右手の手のひらにバンセンをくぐらるようにして進んでいきます。
ちょっとわかりにくいですが、画像左上が歩いてきた登山道です。
これから進んでいく登山道が見えています。※画像中央より少し上のところ
なにやらトンネルが見えています。
わかりにくいでしょうか?
それでは・・・
アップで・・・
ここは全長150mの志合谷のトンネルで、ライトなしでは通過することができません。
※この看板は出口側で撮影
こちらが入り口側です。
ここでソロの先行者に追いついたのですが、その人がライトを2つ持って突入したので、私もまねてヘッドライトとiPhone(ライトアプリ)で突入。
途中でヘッドライト故障すると大変ですもんね。
トンネル内はこんな感じで、思ったより広い感じです。
ライトの明かりで白く光っているのは何かの鉱石みたいなものでしょうか。。。
志合谷では第3発電所建設のためのトンネル工事の作業員宿舎(鉄筋コンクリート造4階建:3~4階は木造)があったのですが、
昭和13年12月27日午前3時30分頃に宿舎を泡雪崩が襲い、木造部分が約600m先の峡谷の対岸まで飛ばされて84名の方が亡くなられたそうです。
コの字にくり抜いて造られた登山道
危険なところは丸太で整備されています。
画像左上が歩いてきた道で、画像右がこれから進んでいく道です。
紅葉も少しだけ始まっていました。
川の下にコンクリート構造物がありますが、その両側にトンネルの出入り口があります。
この中を通って、川の反対側に出ます。
入り口に矢印があるので、迷うことはありません。
折尾谷に到着です。
阿曽原温泉小屋まで残り4.3km
登山道のど真ん中にいた、でっかいカエルさん
このカエルのほかに、もう一匹同じようなでっかいカエルに出会ったのですが、
私が不意に出会ったカエルに「うわっ」とびっくりした声をあげると
そのカエルも私の声に驚いて「ぐお~」と鳴き声をあげたかと思うと私の進行方向に向かってジャンプして逃げ始めたのはいいのですが、
勢いよく5ジャンプほどしてから、私の足音から逃げられないと思ったのか
それまで真っ直ぐに飛んでいたのを、登山道からそれるように左斜め前に向かってジャンプしたのですが、
カエルもテンバッていたのかバランスを崩して、まさしくひっくりカエル状態で着地して、それを見てておかしくておかしくて・・・。
遠くに阿曽原温泉小屋が見えてきました!
阿曽原温泉小屋が建っている場所は、トンネル工事の作業員宿舎(コンクリート造6階建)があったのですが、
トンネル貫通後の昭和15年1月8日未明に泡雪崩に遭い、
樹木が弓矢のように突き刺さったり火災のため28人の方が亡くなられました。
阿曽原温泉小屋は当時の建物の基礎の上に立っています。
この小屋は10月末で営業を終え、11月になると解体され、翌年の初夏に立て直されます。
そのままにしておくと冬期は豪雪、雪崩等により建物が損壊してしまうためです。
この小屋のご主人さんは、元富山県警山岳救助隊の人で、オフシーズンは宇奈月で農業をされているそうです。
午後3時10分、阿曽原温泉小屋に到着です。
テント泊は、温泉代込みで1200円です。
源泉かけ流し温泉は、1時間ごとに男女が入れ替わるシステムで、午後8時30分以降は混浴です。
小屋のご主人さんからは、最近温泉のところで小熊が出没したので、遅い時間に一人では行かないようにとの注意がありました。
受付を済ませて、早速テント設営です。
画面左のテントが私のテントです。
正面から見ると、こんな感じです。
テントはアライテントのドマドームライト2です。
ちなみに、アンダーシートはドマドーム用のものは発売されていません。
なので、アライテントのトレックライズ用のアンダーシートT1を購入したのですが、これがまたジャストサイズでした。
アンダーシートの4隅に輪っかが縫い付けられていて、それがテントフレームの端っこ引っ掛けるのにちょうどいいあんばいでして。。。
アンダーシートもテントと合体!?できるので、テントのフレームを持って場所を移動させる際もアンダーシートもテントにくっついているので楽々です。
温泉の男子タイムの午後4時30分まではまだ時間もあるし、お腹も空いてきたので食事をば。
事前にインターネットで調べた山ご飯のレシピで。。。
食材は、たまねぎ1個、フリーズドライ牛とじ丼の具、ほんだし、京山椒
まず、切ったたまねぎに少し水を加えて、蓋をして煮ます。
テキトーな頃合にほんだし1/2袋投入。
シェラカップで牛とじ丼の具をもどします。
あとは先ほどのたまねぎへぶっ掛けて京山椒を振りかけて出来上がりです。
で、やっぱりお酒は欠かせないですよね・・・
ワイン1本、バッグに忍ばせてきました。
これ、サークルKのPBで手ごろな価格のワインなのですが、結構渋みがあって好みなんですよね。
先ほどの牛とじたまねぎとともに、おいしくいただきました。
そうこうしているうちに午後4時30分になったので、温泉へGO!
源泉かけ流しの温泉です。
お湯は奥のトンネル内から風呂までパイプで直接引き込んでいるのですが、お湯が熱すぎるので山水もパイプで風呂まで引き込んでいます。
お湯かげんがちょうどよく気持ちよくて、30分ほど湯船に浸かっていました。
このトンネル内から温泉を引き込んでいます。
湯気がもうもうと出てきています。
ブルーシートの脇からのぞき込んでみましたが、サウナみないな熱気でした。
高熱随道を彷彿とさせる所でした。
風呂あがりに阿曽原温泉小屋でビールを買ったときに、小屋からテント場を撮った画像です。
一番手前が私のテントです。
このテント泊は7張でした。
そうそう、先ほどの牛とじたまねぎは実は前菜でして、メインディッシュはというと。。。
牛タンっす。
出発する前日に地元の肉屋さんで購入して冷凍し、保冷剤にサンドイッチして運んできました。
ジュージューと焼いて、おいしくいただきました。
メインディッシュのあとは、当然デザートということで。。。
デザートは・・・ みかんです。
何かを期待してみなさん、期待をはずしてごめんなさい。
自宅の近所に結構無人市場があって、このようなみかん20個ぐらい入って100円で売ってて、ついつい買っちゃうんですよね。
そうこうしているうちに夜も更けてきて。。。
午後7時前、気温は18度です。
参考までに、真夜中のテント内は13度でした。
ラジオを持って行ったのですが、1局も入らなかったので、音楽を聴きながら午後8時に就寝しました。
2日目へつづく・・・
1日目は欅平から阿曽原温泉小屋まで11.6kmの行程です。
欅平駅から出て、欅平ビジターセンターの手前に登山道入り口があります。
午前9時35分にスタートしました。
ここから小1時間ほど登りです。
登りきったところから、いよいよ水平歩道のスタートです。
ここから欅平駅まで1.3km、黒部ダム駅まで28.9kmとなっているので、2日間の全工程は30.2kmということですね。
見た目、フツーっぽいですが
誤って足を滑らせるとタダでは済みません。
このようなところは、山側にバンセンを張ってくれているので、右手の手のひらにバンセンをくぐらるようにして進んでいきます。
ちょっとわかりにくいですが、画像左上が歩いてきた登山道です。
これから進んでいく登山道が見えています。※画像中央より少し上のところ
なにやらトンネルが見えています。
わかりにくいでしょうか?
それでは・・・
アップで・・・
ここは全長150mの志合谷のトンネルで、ライトなしでは通過することができません。
※この看板は出口側で撮影
こちらが入り口側です。
ここでソロの先行者に追いついたのですが、その人がライトを2つ持って突入したので、私もまねてヘッドライトとiPhone(ライトアプリ)で突入。
途中でヘッドライト故障すると大変ですもんね。
トンネル内はこんな感じで、思ったより広い感じです。
ライトの明かりで白く光っているのは何かの鉱石みたいなものでしょうか。。。
志合谷では第3発電所建設のためのトンネル工事の作業員宿舎(鉄筋コンクリート造4階建:3~4階は木造)があったのですが、
昭和13年12月27日午前3時30分頃に宿舎を泡雪崩が襲い、木造部分が約600m先の峡谷の対岸まで飛ばされて84名の方が亡くなられたそうです。
コの字にくり抜いて造られた登山道
危険なところは丸太で整備されています。
画像左上が歩いてきた道で、画像右がこれから進んでいく道です。
紅葉も少しだけ始まっていました。
川の下にコンクリート構造物がありますが、その両側にトンネルの出入り口があります。
この中を通って、川の反対側に出ます。
入り口に矢印があるので、迷うことはありません。
折尾谷に到着です。
阿曽原温泉小屋まで残り4.3km
登山道のど真ん中にいた、でっかいカエルさん
このカエルのほかに、もう一匹同じようなでっかいカエルに出会ったのですが、
私が不意に出会ったカエルに「うわっ」とびっくりした声をあげると
そのカエルも私の声に驚いて「ぐお~」と鳴き声をあげたかと思うと私の進行方向に向かってジャンプして逃げ始めたのはいいのですが、
勢いよく5ジャンプほどしてから、私の足音から逃げられないと思ったのか
それまで真っ直ぐに飛んでいたのを、登山道からそれるように左斜め前に向かってジャンプしたのですが、
カエルもテンバッていたのかバランスを崩して、まさしくひっくりカエル状態で着地して、それを見てておかしくておかしくて・・・。
遠くに阿曽原温泉小屋が見えてきました!
阿曽原温泉小屋が建っている場所は、トンネル工事の作業員宿舎(コンクリート造6階建)があったのですが、
トンネル貫通後の昭和15年1月8日未明に泡雪崩に遭い、
樹木が弓矢のように突き刺さったり火災のため28人の方が亡くなられました。
阿曽原温泉小屋は当時の建物の基礎の上に立っています。
この小屋は10月末で営業を終え、11月になると解体され、翌年の初夏に立て直されます。
そのままにしておくと冬期は豪雪、雪崩等により建物が損壊してしまうためです。
この小屋のご主人さんは、元富山県警山岳救助隊の人で、オフシーズンは宇奈月で農業をされているそうです。
午後3時10分、阿曽原温泉小屋に到着です。
テント泊は、温泉代込みで1200円です。
源泉かけ流し温泉は、1時間ごとに男女が入れ替わるシステムで、午後8時30分以降は混浴です。
小屋のご主人さんからは、最近温泉のところで小熊が出没したので、遅い時間に一人では行かないようにとの注意がありました。
受付を済ませて、早速テント設営です。
画面左のテントが私のテントです。
正面から見ると、こんな感じです。
テントはアライテントのドマドームライト2です。
ちなみに、アンダーシートはドマドーム用のものは発売されていません。
なので、アライテントのトレックライズ用のアンダーシートT1を購入したのですが、これがまたジャストサイズでした。
アンダーシートの4隅に輪っかが縫い付けられていて、それがテントフレームの端っこ引っ掛けるのにちょうどいいあんばいでして。。。
アンダーシートもテントと合体!?できるので、テントのフレームを持って場所を移動させる際もアンダーシートもテントにくっついているので楽々です。
温泉の男子タイムの午後4時30分まではまだ時間もあるし、お腹も空いてきたので食事をば。
事前にインターネットで調べた山ご飯のレシピで。。。
食材は、たまねぎ1個、フリーズドライ牛とじ丼の具、ほんだし、京山椒
まず、切ったたまねぎに少し水を加えて、蓋をして煮ます。
テキトーな頃合にほんだし1/2袋投入。
シェラカップで牛とじ丼の具をもどします。
あとは先ほどのたまねぎへぶっ掛けて京山椒を振りかけて出来上がりです。
で、やっぱりお酒は欠かせないですよね・・・
ワイン1本、バッグに忍ばせてきました。
これ、サークルKのPBで手ごろな価格のワインなのですが、結構渋みがあって好みなんですよね。
先ほどの牛とじたまねぎとともに、おいしくいただきました。
そうこうしているうちに午後4時30分になったので、温泉へGO!
源泉かけ流しの温泉です。
お湯は奥のトンネル内から風呂までパイプで直接引き込んでいるのですが、お湯が熱すぎるので山水もパイプで風呂まで引き込んでいます。
お湯かげんがちょうどよく気持ちよくて、30分ほど湯船に浸かっていました。
このトンネル内から温泉を引き込んでいます。
湯気がもうもうと出てきています。
ブルーシートの脇からのぞき込んでみましたが、サウナみないな熱気でした。
高熱随道を彷彿とさせる所でした。
風呂あがりに阿曽原温泉小屋でビールを買ったときに、小屋からテント場を撮った画像です。
一番手前が私のテントです。
このテント泊は7張でした。
そうそう、先ほどの牛とじたまねぎは実は前菜でして、メインディッシュはというと。。。
牛タンっす。
出発する前日に地元の肉屋さんで購入して冷凍し、保冷剤にサンドイッチして運んできました。
ジュージューと焼いて、おいしくいただきました。
メインディッシュのあとは、当然デザートということで。。。
デザートは・・・ みかんです。
何かを期待してみなさん、期待をはずしてごめんなさい。
自宅の近所に結構無人市場があって、このようなみかん20個ぐらい入って100円で売ってて、ついつい買っちゃうんですよね。
そうこうしているうちに夜も更けてきて。。。
午後7時前、気温は18度です。
参考までに、真夜中のテント内は13度でした。
ラジオを持って行ったのですが、1局も入らなかったので、音楽を聴きながら午後8時に就寝しました。
2日目へつづく・・・
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