カトリック菊池教会 


毎週の福音書と典礼にそって人生の素ばらしさを探る一言
菊池教会の電話:0968-25-2381

毎週の一言 1- 4

2008年05月03日 | 神父様からメッセージ(A年)
イエス様のことを愛される皆様へ、

菊池公園のつつじの花がまるで花火のように華やかに咲いています。民家の玄関や庭、道端にさえ咲いている花は豊かになってきて、どんな目立たない場所でも美しく変身させています。道を歩く人の足元まで飾られているようで、神様は私たちの険しい人生の歩みを飾ってくれているような気がします。

五日の子供の日に、教会の小さな男の子も教会の未来ですから、皆で喜びのある祝いで囲んであげたいと思います。実は彼らも鯉のぼりのように、自分の人生の中、自分の信仰生活の中で、激流の中を進まなければならないので、私たちの祈りや支えや応援も必要だと思います。

又、五月に入ってカトリック教会の伝統によって、マリア様の姿は私たちの目の前に置かれています。私たちを見守る姿、私たちを神秘的な愛情で包む姿、私たちがいつか皆で行くべき場所を示す姿はマリア様です。マリア様は私たちに神様の優しさを伝える方であり、私達の悲しみと希望で塗りこめられた祈りを聞いてくださり、それを神様の懐に置いてくださる方です。

五月四日主の昇天の祭日にあたり、私たちの目はイエス様の弟子達の目と同じように、上に向かって、天国に上げられるイエス様の姿を見つめています。弟子たちは寂しい目で自分の人生から消えてしまうイエス様の姿を、人間としての生身の姿で見ていました。実はいつも弟子たちのために、より大きな喜びを求めてきたイエス様は、そのような行動によって弟子達のためにメッセージを残したかったのです。弟子達の目の前で姿を消そうとしているイエス様は弟子達に思わぬ大きな喜びを備えていました。まず再びお互いが会う約束をしました。山の上やイエス様が歩いておられたガリラヤの町でも、又この世の歩みを完成する時に、色んな所もまた確実に会える所になると伝えました。それだけではなく、ずっと弟子たちと自分に従った人々の支えとして一緒にいると予言しました。その時イエス様は約束として、一所懸命自分を信じる人に、又当時はまだ疑っている弟子達にも結び会う絆として、全ての人は神の子であること、また皆が父と子と聖霊によって神様に大切に愛されていることを、世の人々に告げ知らせることを弟子達に約束として一所懸命勧められました。

だからイエス様の昇天はこの世から、あるいは復活後弟子達の目が見たように消えてしまうイエス様ではなく、むしろ神秘的な方法でご自分を信じるものたちとずっといることの約束の時でした。同時にずっと私たちと一緒にいてくださるイエスス様とどこで会えるかを教え残されました。 イエス様を信じたもの達はどこででも、どんな時でも、ずっと一生一緒にいてくださるイエス様と再び会うことが出来ます。

                              モヨリ神父

《お知らせ》

†毎月の第一と第二の木曜日、午前十時から信徒会館で、イエス様のたとえ話の勉強会があります。信者でない方でも参加ができます。

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