moimoiず だいありい

おいしいもの、ほっと和めるもの、ぶらぶら街歩き、気になってること等々の身辺雑記でしょうか・・

’08 京都(二)

2008年09月03日 | 京都
京都に来て小さな山に二つ行きました。

ひとつはウエスティン都ホテルの敷地内に設けられた探鳥路で、7階にある別館で佳水園の入り口あたりから上ることができ、標高210Mの華頂山につながっています。30分くらいで行けるということだったので、朝ご飯前に運動がてら行ってみよう!ということで早起きして6時位からのぼりはじめました。
50種類ほどの野鳥がこの森では観察されるそうですが、行った日は盛夏・・蝉の鳴き声が響き渡っていて、主役は一時交代しているようでした。
山あいが見えるところに出ると、東山連峰と呼ばれている大日山、神明山、大津・琵琶湖方面が見えるとのこと・・ちょっとわかりづらかったけど案内板で確かめてみました。ここまでくると汗ばんできて爽やか・・というのとはちょっと違ってきてしまいましたが、朝食前の散歩なんていつ行ったか忘れるくらいだったので楽しかった・・
 

散歩の後はいったん部屋に戻って朝食に行きました。
モーニングブッフェ、いくつかお店を選べましたが、普段は宴会場になっている眺めのいいところにしました。
 

散歩してちょっと動いたと思って、安心して食べ過ぎたような気がします^^;
私は洋のほうでまとめてみましたが、和食もいろいろ選べます。
玉子料理はリクエストしてその場で作ってくれます、オムレツを頼んでみました。
           

ロビーにはちょっと変わった円形にくりぬかれたオブジェが置いてありました、どんな意味があるのかな・・?右は11階の泊まった部屋の窓からの眺めですが、おそらく山側が見えているので蹴上駅、その先の南禅寺あたりでしょうか??
 


もう一つ行った山は金戒光明寺や京都大学が近くにある吉田山、この山にある茂庵と(MO-AN)というカフェに行って見たいなぁ・・と思い、ガイドに書かれていた説明にひかれてわざわざ出かけてみました。
カフェまではいろいろな道筋があったようですが、一番わかりにくそうな北参道辺りからのぼっていったので、途中迷ってしまいましたが何とか辿りつきました。
大正時代の実業家、後に茶道を嗜んだ谷川茂次郎氏が、この山に10近くの茶室も含めた建物を作ったそうですが、現在はそのうち3棟残されていて、その一つで食事棟として使われていた所を、谷川氏の名前を取って茂庵というカフェとして蘇らせたとのこと。
建物自体が山の雰囲気とも合い、古くからある別荘のようにも思えてしまいます。
 

2階がカフェスペースになっていました、太い梁が天井を渡っています。
格子の窓も趣を感じるし、椅子やテーブルもデザインがシンプルで清潔感があります。
 

一番乗りでしたので^^;好きな席に座れました、ここからは大文字山(如意ヶ岳)が見えるようです、五山送り火の時もここから眺められたんでしょう。
階段そばの明かりはもしかして当時のまま?
 

ここのお店の定番のメニュー、ピタパンサンドと月変わり?のメニューの蕎麦を頼みました。
きんぴらのピタパンと茄子とズッキーニとベーコンのピタパン、真ん中は蕎麦を頼んだら一緒についてくるオクラのスープといちじく・・お蕎麦は鶏のささ身が乗っていて目に涼しげでいかにもカフェで食べるお蕎麦という感じでお洒落です。
 

こちらのピタパンサンドは白味噌ソースのついたハンバーグとトマトとモッツァレラチーズ、
ケーキははマンゴーシフォンとのことで頼んでみました。
水が入っているグラス一つとっても、シンプルで好きな感じ。
   

店先にあった石の花器、これも昔からそこに置いてあったという感じが・・
建物の1階の板が貼られた部分はさすがに年月を感じますが、いい色になっています。
鳥居をくぐりながら来た道とは違ったルートで降りてみました、帰りのほうがカフェの案内板があったりしてずっとわかりやすかった。神楽岡を通るのが面白そうな道順のようです・・もし行けることが又あったらこちらのコースで・・と覚えておきたいです。

ここではコンサートや寄席が催されたり、別棟の2棟の和室ではお茶会が催されたりといろいろなことを発信している場所でもあるようです。
散歩がてらこの個性的な山のカフェ、お勧めしたいです。
それにしても、「も」というのが頭に付いたカフェ・・にいいところがあるような気が今のところしています(笑)

少し長くなってきたのでいったんここで・・
間に別な話を入れてしまうかもしれませんが、京都シリーズ?(三)として2年続けて行ってしまった聖護院川原町の和食のお店や寺社巡りのお話など書けたらいいなぁ・・