moimoiず だいありい

おいしいもの、ほっと和めるもの、ぶらぶら街歩き、気になってること等々の身辺雑記でしょうか・・

休館日だったのに・・

2006年11月11日 | レストランなど
天気もよい平日の休み・・東京都庭園美術館へ行ってみたいね・・という話になり、思い立って突然行ってみましたが、
あれれ、第ニ水曜日がお休みだなんて!事前に調べるのを怠っていました^^;
          
ミュージアムのそばにはお店があり、ここもお休みかと思っていたら開店していました。
そのお店の脇には金田中プロデュースの店があるというのを聞いていたので興味があり、ちょうどお昼時でお腹も空いていたし寄ってみることに・・『cafe 茶洒 kanetanaka 』という店。
テラス席も気持ち良さそうでしたが、緑の木々を目の前にしたカウンターがあったのでそこで軽いランチを取ることにしました。

お昼のメニューはひとくち飯、ひとくち鮨、ひとくち麺のメニューの中から二つ選び、値段はその二つを合計したものにランチだと玉地蒸し(茶碗蒸し)と香の物がついてくるという設定です。
それぞれ「刻きつね稲庭うどん」と「翡翠麺」を頼んでみました。
うどんは関西風の出汁がきいたもので、気がついたらお汁を飲みきっていました・・うま・・(笑)翡翠麺は中華街から取り寄せたという緑色の麺に鴨のロース煮がのっています。      
          
あともう一種類は同じものを頼んでいました、鮭といくらとシメジの蒸し鮨で竹筒に入っているので香もよくて美味しかった・・右は出汁たっぷりと書いてありました、とろとろとして上品な味の茶碗蒸しです。
         
他に和のスイーツや飲み物もあってちょっと一息つきたい時などもお勧めできそうです。
金田中・・行ったこともなく私にとってはきっとそうそう行けないようなところですが、こんなふうにミュージアムに隣接して手軽でしゃれた和の空間を作ってしまうところはおもしろいです。夜はまた日本酒なども用意されているようで又いい雰囲気になりそうです。
次回は美術展にもちゃんと行きたい・・^^;

その帰り道、気になる店があるから寄ってみたいなぁ~と思っていた渋谷・富ヶ谷にある京菓子の『岬屋』へ行ってみました。
ここは知らないと通り過ぎてしまうほどこじんまりとして目立たない店先ですが、餡作りにおいては妥協をしない三代目の主人が切り盛りしているお店とのこと・・羊羹が有名なようですが、和菓子を数点買ってみました。
   
季節の生菓子もありますが、写真の黄味しぐれ、最中、茶饅頭は通年置いてあるようです。それぞれ食べてみて、これは!と思ってしまいました。
餡の味がしっかり生きているような気がして、すっかり気に入ってしまったのです、最中の皮も香ばしくてひとつひとつ丁寧に作られているのがわかります。黄味しぐれはほろほろと口の中でとろけるようです。
昭和8年創業で当初は東急本店の裏手にあったそうですが、茶席などで使われるお菓子としても重宝されてきたのでしょう、時折デパートに出店しているときもあるようです。ここの和菓子の美味しさを憶えてしまったのできっとまた機会があれば・・と思ってしまいます。

   岬屋 渋谷区富ヶ谷2-17-7
    03-3467-8468
    9時~19時 日曜定休