旅芸い者放浪記

前沢政次 ブログ

認知症の人とのコミュニケーション

2011-08-31 23:39:18 | 地域協働

介護支援専門員の研修改善ワーキンググループの会に出て、一方明日旭川での専門研修Ⅰ「認知症高齢者・精神疾患」の講義どうするか、考えながら日が暮れました。

認知症ではパーソンセンタードケアが言われていますが、研修も受講者中心でなければならないのに、今の研修は遠く離れている気がします。

もっともっと受講生の個別性が重視されないと、ニーズにマッチした研修にならないでしょう。座学で講義という形は最小限でいいですね。

専門研修で「認知症高齢者・精神疾患」を講義となれば、精神科医が出てきて診断・治療の話をしてお茶を濁す・・・となりそうですが、たまたま介護支援専門員協会が準備したガイドライン案がこの部分で、アセスメントやサービス利用の視点で講義すべきと勧めています。

なるほど良いケアプランをつくれるように、精神疾患を開設するのだなと理解できてよかったと思います。

さて、コミュニケーションが取り難い人をアセスメントするにはどうしますか。

ごくごく普通の人の営みを想像しながら進めることでしょうね。食事、排せつ、睡眠を中心に暮らしぶりを観察して、少しでも人間らしく、周囲の人との軋轢が少ないように考える。そして、生きてきた物語をあたためてさしあげて、語りを促す。

 


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